
メキシコウサギは、標高(ひょうこう)3000メートルくらいの高いところにすんでいるよ。高地にまで牧草地(ぼくそうち)が広がったことで、エサが減(へ)り、巣穴(すあな)作りにも困(こま)っているんだ。


体長:27-31.5cm
尾長(びちょう):1.8-3.1cm
体重:380-600g
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

メキシコの首都、メキシコシティ近くの火山で暮(く)らしているよ。
若(わか)い草や背(せ)の低(ひく)い植物の葉を食べるよ。
巣穴(すあな)を草の根元に作るんだよ。草は食べるだけでなく、敵(てき)から身をかくすのにも必要(ひつよう)なんだね。
家畜(かちく)がやってきて、安全がおびやかされた・・・
標高(ひょうこう)3000メートルくらいの高地にすむメキシコウサギ。草の根元にかくすように巣穴(すあな)を作り、子育てをしている。メキシコでは昔から農作物をあらす動物とされていて、農民(のうみん)にうち殺(ころ)されることも多かった。そして、牧草地(ぼくそうち)が高地にまで広がると、ますますメキシコウサギたちの安全がおびやかされる。家畜(かちく)のウシやヒツジが大量(たいりょう)に草を食べるため、エサだけでなく、巣穴(すあな)のかくし場所もなくなってしまったのだ。

火山が噴火(ふんか)したら絶滅(ぜつめつ)?!
さらに困(こま)ったことに、メキシコウサギたちのすみかは活火山(かつかざん)だ。ひとたび大きな噴火(ふんか)が起これば、数が少ないメキシコウサギは全滅(ぜんめつ)するかもしれないのだ。そこで、動物園や保護(ほご)センターでは、人間による飼育(しいく)でメキシコウサギたちを増(ふ)やす取り組みが、大急ぎで進められている。