
ニューギニア島やオーストラリアにすむ大型(おおがた)の鳥、ヒクイドリ。飛(と)ぶことはできないけれど、キックという強力な武器(ぶき)を持っているんだよ。でも、熱帯(ねったい)雨林がなくなり、ハンターにもねらわれて、数が減(へ)り続(つづ)けているんだ。


全長:120-150cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

ニューギニア島やオーストラリア北東部の熱帯(ねったい)雨林にいるよ。
果実(かじつ)が大好物(だいこうぶつ)。カタツムリや昆虫(こんちゅう)などの生き物も食べるよ。
ヒクイドリのメスは、卵(たまご)を産(う)むとその場からいなくなってしまうんだ。何と、オスが卵(たまご)を温め、ヒナを育てるんだって。
ギネスブックにものった「もっとも危険(きけん)な鳥」!
ニューギニア島やオーストラリア北東部だけにすむヒクイドリ。全長150センチメートルにもおよぶ、大きな鳥だ。実はこのヒクイドリ、「人間にとってもっとも危険(きけん)な鳥」としてギネスブックにのったこともある。飛(と)ぶことはできないけれど、たくましい脚(あし)とするどい爪(つめ)を持っていて、ヒナや自分に危険(きけん)がせまると、強力なキックをくり出す。この攻撃(こうげき)は、人間の命をうばうことさえあるのだ。

森の奥(おく)まで道路が延(の)びて、絶体絶命(ぜったいぜつめい)のピンチに・・・
しかし今では、ヒクイドリたちが暮(く)らす熱帯(ねったい)雨林に道路や家が作られ、その数は減(へ)り続(つづ)けている。すみかがなくなっただけではなく、森の奥(おく)まで道路が延(の)びたことで、ヒクイドリを食用としてねらう狩猟(しゅりょう)も簡単(かんたん)になったのだ。得意(とくい)のキックも、銃(じゅう)にはかなわない。最近(さいきん)、保護(ほご)活動がスタートしたものの、まだまだ数は回復(かいふく)していない。