
ナマケグマは、インドやスリランカで主にシロアリを食べて暮(く)らしているんだよ。ハンターにねらわれたり、森林が農地になったりしたことで、数が減(へ)っているんだ。


体長:150-190cm
体重:90-145kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

インドやスリランカ、バングラディッシュ、ネパールの森林にいるよ。
シロアリが大好物(だいこうぶつ)なんだ。ほかにも果実(かじつ)やハチミツ、花などいろいろなものを食べるよ。
長い爪(つめ)を使って、ナマケモノのように木の枝(えだ)に逆(さか)さにぶら下がることができるんだ。それでナマケグマという名前がついたんだよ。
巨体(きょたい)に似合(にあ)わず、好物(こうぶつ)はシロアリ
ボサボサっとした長い毛のナマケグマは、インドやスリランカの森林にすんでいるクマだ。大きな体に似合(にあ)わず、主にシロアリを食べて暮(く)らしている。くちびるをストローのようにしてシロアリを吸(す)い上げたり、じゃまな土を吹(ふ)き飛(と)ばすことができる。死んだ動物を見つければ、その肉を食べることもあるけれど、昆虫以外(こんちゅういがい)の生き物を食べるためにおそうことはほとんどないと言われている。

エサがなくなったのは人間のせいなのに・・・
ナマケグマが減(へ)っている理由はさまざまだ。人間は長い間、芸(げい)を仕(し)こむために親を殺(ころ)して、子グマを連(つ)れ去ったり、薬や食料(しょくりょう)として売るためにナマケグマをつかまえてきた。さらに最近(さいきん)では、ナマケグマたちの森林に農地が作られ、木々の伐採(ばっさい)も増(ふ)えている。行き場をなくしたナマケグマが農作物を食べたことで、害獣(がいじゅう)として退治(たいじ)されるなど、クマたちにしてみれば、何ともやるせない状況(じょうきょう)になっているのだ。