
リュウキュウヤマガメは、沖縄(おきなわ)だけにすむ、めずらしいカメなんだ。森が減(へ)ったり、人間が島の外から連(つ)れてきた動物におそわれたりして、絶滅(ぜつめつ)しそうなんだよ。


甲羅(こうら):最大(さいだい)15.6cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

沖縄諸島(おきなわしょとう)の沖縄(おきなわ)本島、久米島(くめじま)、渡嘉敷島(とかしきじま)にしかいないんだ。
ミミズや昆虫(こんちゅう)といった生き物だけでなく、木の葉も食べるよ。雑食性(ざっしょくせい)なんだ。
リュウキュウヤマガメは、卵(たまご)を一度に1個(こ)しか産まないんだよ。だから数が一度減(へ)ってしまうと、なかなか元にもどらないんだよ。
沖縄(おきなわ)のめずらしい生き物たちが絶滅(ぜつめつ)のピンチ・・・
海に囲(かこ)まれた沖縄(おきなわ)の島々には、ほかの場所では見られないめずらしい生き物がたくさん暮(く)らしている。リュウキュウヤマガメもその一つ。こうした沖縄(おきなわ)だけにすむ生き物の多くが、今、同じような理由で絶滅(ぜつめつ)の危機(きき)にさらされている。まず、生きるために必要(ひつよう)な森が減(へ)ってしまったこと。また、マングースやネコなど、人間が島の外から連(つ)れてきた動物におそわれることも多い。

脱出(だっしゅつ)できる側溝(そっこう)で、リュウキュウヤマガメを救(すく)おう!
それに加(くわ)えて、カメやトカゲ、カエルといった爬虫類(はちゅうるい)や両生類(りょうせいるい)にとっては、道路の脇(わき)に作られた側溝(そっこう)がとても危険(きけん)だ。リュウキュウヤマガメも側溝(そっこう)に落ちたまま脱出(だっしゅつ)できず、命を落としてしまうことが多い。そこで最近(さいきん)では、こうした小さな生き物たちが森にもどれるように、角度がゆるやかな側溝(そっこう)に作りかえる取り組みが行われているのだ。