

体長:オス73-76cm/メス61-64cm
尾長(びちょう):オス66-67cm/メス55-62cm
体重:オス21.2kg/メス10kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

東南アジアのボルネオ島だけにすむ動物だよ。
木の上で葉っぱや新芽(しんめ)、果実(かじつ)を食べるよ。
鼻だけではなく、おなかも大きく突(つ)き出しているんだ。木の葉を消化するために、胃(い)がとても大きいんだって。
長生きするほど立派(りっぱ)な鼻に?!
テングザルのトレードマークといえば、この大きな鼻。オスの鼻はずっとのび続(つづ)けるので、長生きするほど立派(りっぱ)な鼻になる。ちなみに鼻が大きくなるのはオスだけ。なかにはあごの下まで鼻が垂(た)れ下がったテングザルもいるが、そこは人間と同じ霊長目(れいちょうもく)。写真を見ていると、だれかに似(に)ているような気がしてくるから不思議(ふしぎ)だ。

大切な林がなくなっていく・・・
テングザルは、この3~40年で急に数が半分以下(いか)まで減(へ)ってしまった。理由は、すみかであるマングローブ林が次々と切りたおされたこと。マングローブ林とは、海と川の境目(さかいめ)に育つ林のことで、かつてはあまり使い道がないと考えられていた。しかし、次第に木材(もくざい)として使われたり、エビの養殖池(ようしょくいけ)を作るために根こそぎ伐採(ばっさい)されることが増(ふ)え、面積(めんせき)が急減(きゅうげん)。テングザルは大切な林の多くを失(うしな)ってしまったのだ。