
「森の人」を意味するオランウータン。森が農園にされたり、大きな火事が起きたりして、とても困(こま)っているんだよ。「森の人」は、森がないと生きていけないんだ・・・。


体長:オス約(やく)97cm/メス約(やく)78cm
体重:オス60-90kg/メス40-50kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

東南アジアのスマトラ島とボルネオ島にしかいないんだ。
マンゴーやドリアンなどの果実(かじつ)が好(す)きなんだ。ほかにも木の葉や皮、ときどきは鳥の卵(たまご)を食べることもあるよ。
ほとんどの時間を木の上で過(す)ごしているよ。葉や枝(えだ)を使って、木の上にベッドまで作るんだ。とてもかしこくて、雨が降(ふ)ると、大きな葉をカサ代わりに使うんだって。
森の木がなくなり、農園が作られている・・・
マレー語で「森の人」を意味するオランウータン。その名のとおり、人間に近い動物で、森の木の上で暮(く)らしている。しかし今、オランウータンの森がどんどんなくなっている。材木(ざいもく)や紙を作るために木が伐採(ばっさい)されたり、森に大きな農園が作られているからだ。

森で大きな火事が起きている
森の火事もオランウータンを追いつめている。大きな火事が増(ふ)えたのは、森が小さくなって空気の通りが良(よ)くなったせいだとも言われている。さらに、農園などを作るために、人間が森を一気に焼(や)きはらうこともあるのだとか。森を失(うしな)ったオランウータンは、絶滅(ぜつめつ)が心配されている。「森の人」であるオランウータンは、森がなければ生きていけないのだ。