

全長:35cm
体重:435g
(出典(しゅってん):新世界絶滅危機(ぜつめつきき)動物図鑑(ずかん)(図書館版(ばん)) 学研)

沖縄(おきなわ)本島の森林だけにすむ鳥なんだよ。
昆虫(こんちゅう)やトカゲをつかまえて食べるよ。
ヤンバルクイナは1981年に発見されたんだって。それまでは、図鑑(ずかん)にも、テレビにも、ヤンバルクイナが登場することはなかったんだね。
今、飛(と)べない鳥たちは大ピンチ?!
ヤンバルクイナは沖縄(おきなわ)本島だけにすむ、飛(と)べない鳥だ。もともと沖縄(おきなわ)には、ヤンバルクイナの天敵(てんてき)となるような肉食動物は少なかった。飛(と)んでにげる必要(ひつよう)がなかったので、地面を走り回ってエサをつかまえる鳥に進化したと考えられている。しかし人間がマングースやネコを島に持ちむと、たちまちピンチになってしまう。飛(と)べないので、簡単(かんたん)につかまってしまうのだ。ヤンバルクイナと同じように、世界には人間が持ちこんだ動物に苦しめられている飛(と)べない鳥がたくさんいる。

保護(ほご)活動が進まない・・・
ほかにも、森林の伐採(ばっさい)や交通事故(じこ)の影響(えいきょう)もあり、ヤンバルクイナは絶滅(ぜつめつ)が心配されている。しかし、保護(ほご)活動は今のところあまり進んでいない。理由の一つは、ヤンバルクイナの生態(せいたい)がよく分かっていないこと。何を食べて、どうやって子育てをして、どのくらいの場所を移動(いどう)するかなど、その生き物のことをよく知らないと、保護(ほご)活動はなかなか上手く進められないのだ。