
ヤマバクは、その名のとおり山の高いところで暮(く)らしているよ。でも、家畜(かちく)のための牧草地(ぼくそうち)が山にまで広がったことで、ヤマバクは一気に数が減(へ)ってしまったんだ。


体長:180cm
体重:225-250kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

南米のコロンビア、エクアドル、ペルーの山にいるよ。
植物の葉や芽(め)、若(わか)い枝(えだ)を食べているよ。
ヤマバクは夜行性(やこうせい)。夜明けと夕暮(ぐ)れに活動しているんだ。昼間はやぶのなかにかくれているよ。
山に家畜(かちく)がやって来て、2500頭以下(いか)に減(へ)ってしまった・・・
世界中の4種類(しゅるい)のバクのうちもっとも体が小さいのが、このヤマバクだ。その名のとおり標高(ひょうこう)2000~4400メートルの高いところで暮(く)らしている。1930年代以降(いこう)、だんだんとヤマバクたちがすむ山岳地帯(さんがくちたい)にまで家畜(かちく)のための牧草地(ぼくそうち)が作られるようになった。安心して暮らせる場所が減(へ)り続(つづ)けたヤマバクは、今では2500頭以下(いか)しか生き残(のこ)っていないと言われている。

ハンティングや鉱物(こうぶつ)の採掘(さいくつ)計画も!
ヤマバクは長年、食用のための狩猟(しゅりょう)やスポーツハンティングの標的(ひょうてき)にもされてきた。また、ヤマバクたちの山で新たに鉱物(こうぶつ)を採掘(さいくつ)する計画が持ち上がり、さらにすみかが減(へ)るおそれも出てきている。ヤマバクの数は現在(げんざい)でも減(へ)り続(つづ)けているため、今まで以上(いじょう)に保護区(ほごく)を広げていかないと、近い将来(しょうらい)、絶滅(ぜつめつ)してしまうかもしれないのだ。