
ヤマアノアはインドネシアだけにすむ、小型(こがた)のスイギュウなんだ。人間に角や肉をねらわれたり、すみかの森林がなくなったりして、絶滅(ぜつめつ)が心配されているよ。


体長:150-170cm
尾長(びちょう):17-25cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

インドネシアのスラウェシ島と、そのとなりのブトン島にしかいないんだ。奥深(おくぶか)い森林で暮(く)らしているよ。
木の葉や草、果実(かじつ)を食べているよ。
後ろにのびた角や、スイギュウとしては細めの体など、同じスラウェシ島にすむアノアに似(に)ているよ。ヤマアノアの方が一回り小さいんだ。
肉や角目当ての密猟(みつりょう)が絶(た)えない!
インドネシアにすむ小型(こがた)のスイギュウ、ヤマアノア。奥深(おくぶか)い森林に生息する謎(なぞ)の多い動物で、いったい何頭くらいいるのか予想もできないのだ。数が分からないのに絶滅(ぜつめつ)の心配なんて、おかしな話だって? でも、ちゃんと理由がある。ひとつは肉や角を目当てにした狩猟(しゅりょう)が行われていること。保護(ほご)する決まりにもかかわらず、密猟(みつりゅう)が絶(た)えないのだ。

森が農地や採掘場(さいくつじょう)になって・・・
さらに生息地も失(うしな)われている。森林が農地になったり、金などの採掘場(さいくつじょう)になったりして、多くのヤマアノアが姿(すがた)を消しているのだ。より奥深(おくぶか)い原生林に残(のこ)っているとの報告(ほうこく)もあったけれど、それも30年以上(いじょう)前のこと。情報(じょうほう)が少ないと保護(ほご)活動の計画すら立てられない。まずはくわしい調査(ちょうさ)が必要(ひつよう)なのだ。