
白と黒の模様(もよう)がユニークなマレーバク。泳ぎが上手で水場のある森にすんでいるよ。ところが今、その森がどんどん小さくなって、マレーバクはとても困(こま)っているんだ。


体長:180-250cm
尾長(びちょう):5-10cm
体重:250-540kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

東南アジアの森の水場あるところにすんでいるよ。
草や木の実、水草、果実(かじつ)を食べているよ。ゾウのように鼻を上手に使ってエサを口に運ぶんだ。
実は子どものマレーバクは、タテじま模様(もよう)なんだ。いのししの子ども、うり坊(ぼう)に似(に)た模様(もよう)だよ。暗闇(くらやみ)や木漏(も)れ日にまぎれるためなんだって。
敵(てき)には見えない白黒模様(もよう)
ジャイアントパンダのように白と黒がくっきり分かれたマレーバク。目立ちそうな気がするけど、実はトラなどの敵(てき)に見つからないためなのだ。マレーバクは真っ暗な夜に行動するので、敵(てき)には白い部分しか見ない。つまり、マレーバクの形がよく分からないのだ。のんびりしていそうなマレーバクだけど、にげ足は速い。敵(てき)を見つけると、素早(すばや)く水の中に身をかくすのだ。

森がどんどんなくなっている・・・
泳ぎの得意(とくい)なマレーバクは、水場のある森にすんでいる。しかし今、マレーバクの暮(く)らす森が、どんどんなくなっている。小さくなった森に少しずつすんでいるマレーバクは、エサを探(さが)すのも大変(たいへん)。結婚(けっこん)相手もなかなか見つからなくなって、数が減(へ)ってしまっている。世界中のバクの中で、もっとも絶滅(ぜつめつ)が心配されているのだ。