
スイギュウの仲間(なかま)としては、もっとも体が小さいローランドアノア。すみかの林がなくなり、肉や角をねらった密猟(みつりょう)にも苦しめられ、絶滅(ぜつめつ)しそうなんだよ。


体長: 150-180cm
尾長(びちょう):25-35cm
体重:150-300kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

インドネシア、スラウェシ島だけにいるよ。主に水辺(みずべ)の林(はやし)で暮(く)らしているんだ。
植物の芽(め)や枝(えだ)を食べるよ。
スイギュウの仲間(なかま)としては、もっとも体が小さいんだ。それでも体重は150キロ以上(いじょう)。スイギュウはみんな体が大きいんだね。
すみかがどんどんなくなっていく・・・
ローランドアノアは、インドネシアのスラウェシ島だけにすむスイギュウの仲間(なかま)だ。数が減(へ)ってしまった理由のひとつは、すみかの林がなくなっていること。特(とく)に農地の拡大(かくだい)は、ローランドアノアに大きなダメージをあたえた。農地は人間の生活に欠(か)かせないものだけど、野生動物がすみかを失(うしな)う原因(げんいん)にもなっているのだ。

密猟(みつりょう)に苦しめられている
今、ローランドアノアをもっとも苦しめているのは、肉や角を目当てにした狩猟(しゅりょう)だ。インドネシアにはローランドアノアを守る法律(ほうりつ)があるものの、決まりを無視(むし)した密猟(みつりょう)はなくなっていない。悲しいことに、ローランドアノアを守っている保護(ほご)区でさえも、たくさんの密猟(みつりょう)が行われたという。大急ぎで取りしまりを強化しないと、ローランドアノアはどんどん減(へ)ってしまうのだ。