
ミユビハリモグラは卵(たまご)を産(う)む、めずらしい哺乳類(ほにゅうるい)なんだよ。長く続(つづ)いた狩(か)りや、森林がなくなっていることで、このままでは絶滅(ぜつめつ)しそうなんだ。


体長:45-77.5cm
体重:5-10kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

オーストラリア大陸(たいりく)の北にあるニューギニア島だけにいるんだよ。
細長い口先で大好物(だいこうぶつ)のミミズをすすって食べるよ。昆虫(こんちゅう)をつかまえることもあるんだ。
卵(たまご)を産(う)む前に、ミユビハリモグラの母親のおなかには袋(ふくろ)ができるよ。卵(たまご)はその中で温めるんだ。
卵(たまご)を産(う)む哺乳類(ほにゅうるい)?!
ミユビハリモグラは、哺乳類(ほにゅうるい)なのに卵(たまご)を産(う)むめずらしい動物だ。姿(すがた)も変(か)わっていて、ミミズを食べるためにとても細長い口先をしている。さらに面白いのが後脚(うしろあし)。指が外側(そとがわ)を向いていて、見ていると、どっちに進む動物なのか分からなくなってしまいそうだ。ミユビハリモグラが暮(く)らしているのは、オーストラリア大陸(たいりく)の北にあるニューギニア島。この島では、昔からイヌを使ってミユビハリモグラをつかまえてきたため、だんだんと姿(すがた)が見られなくなってしまった。

ミミズがいなくなって、このままではまぼろしの珍獣(ちんじゅう)に・・・
現在(げんざい)では狩(か)りは禁止(きんし)になったものの、今度は森林の伐採(ばっさい)がミユビハリモグラたちを困(こま)らせている。伐採(ばっさい)された地面はかわきやすく、ミユビハリモグラの大切なエサであるミミズがいなくなってしまう。伐採(ばっさい)の後に新しい苗(なえ)を植えたとしても、木々が育つには長い年月が必要(ひつよう)。このままでは、ミユビハリモグラがまぼろしの珍獣(ちんじゅう)になってしまうかもしれないのだ。