
世界中でたくさんのスイギュウが家畜(かちく)として飼(か)われているんだよ。でも、それが原因(げんいん)で野生のアジアスイギュウはめっきり減(へ)ってしまったんだ。


体長:240-300cm
尾長(びちょう):60-100cm
体重:700-1200kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

インドやネパール、バングラディッシュの草原などにすんでいるよ。
草を食べるよ。草が少ないときは、木の葉を食べることもあるんだ。
ウシのなかでもっとも大きいのがアジアスイギュウなんだ。角も立派(りっぱ)で、おそってきたトラを返り討(う)ちにしてしまうこともあるんだって!
家畜(かちく)として世界中で活躍(かつやく)
アジアスイギュウと人間の関(かか)わりは古く、何千年も前から家畜(かちく)として飼(か)われている。スイギュウはとても力持ちで、荷物を運んだり、水田を耕(たがや)す仕事をしてきた。また肉や乳(ちち)は食用に、角や皮は印鑑(いんかん)やくつに利用(りよう)されるなど、今でも人間の生活を支(ささ)える大切な家畜(かちく)として世界中で活躍(かつやく)している。

家畜(かちく)が増(ふ)えると野生が減(へ)る?!
増(ふ)え続(つづ)ける家畜(かちく)とは反対に、野生のアジアスイギュウは絶滅(ぜつめつ)が心配されている。実は野生のアジアスイギュウが減(へ)っている原因の一つは、家畜(かちく)のスイギュウにあるのだ。放牧(ほうぼく)される家畜(かちく)の数があまりにも多く、野生のアジアスイギュウが食べる草が足りなくなってしまった。さらに、野生と家畜(かちく)の間に生まれる子どもが増(ふ)え、純粋(じゅんすい)な野生のアジアスイギュウがますます少なくなっているのだ。