

体長:45.5-61.5cm
尾長(びちょう):40.8-50.5cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

パプアニューギニア北東岸のヒュオン半島だけにいるんだ。霧(きり)が多い森林で暮(く)らしているよ。
木の葉が大好物(だいこうぶつ)なんだ。草の芽(め)や花を食べることもあるよ。
カンガルーの仲間(なかま)としてはめずらしく、多くの時間を木の上ですごすんだ。エサを食べたり、ねむったりするのも木の上なんだよ。
大切な森林がなくなっている・・・
アカキノボリカンガルーは、パプアニューギニアのヒュオン半島だけにすんでいる。カンガルーと聞くと、草原をとびはねる姿(すがた)を思いうかべるけれど、このアカキノボリカンガルーは例外(れいがい)。森林で暮(く)らしていて、地上を移動(いどう)するよりも、木登りが得意(とくい)なのだ。ところが、今ではヒュオン半島に人口が増(ふ)え、大切な森林が次々と農地になっている。すみかを失(うしな)いつつあるアカキノボリカンガルーは、絶滅(ぜつめつ)のピンチなのだ。

まずはどんな動物か知ることから!
最近(さいきん)、保護(ほご)活動がスタートしたけれど、もともとめずらしい動物なので、生態(せいたい)――つまり、どんなエサを食べ、どうやって子どもを育てるのかなど、野生での暮(く)らしぶりが分かっていない。どんな動物も、生態(せいたい)を知らないと保護(ほご)は難(むずか)しいのだ。まずは残(のこ)された生息地を守りながら、生態(せいたい)を調査(ちょうさ)することがアカキノボリカンガルーを救(すく)う第一歩になるのだ。