

体長:290-505cm
体重:1000-4500kg
(出典(しゅってん):新世界絶滅危機(ぜつめつきき)動物図鑑(ずかん)(図書館版(ばん)) 学研)

アフリカ中央部から南西部の水辺(みずべ)にいるよ。
夕方から夜に水から陸(りく)に上がって、草を食べるんだよ。
その体型(たいけい)から、のんびりとした動物だと思ってしまいそうだけど、実はどう猛(もう)。アフリカで人間をもっとも多く殺(ころ)してしまう動物はカバなんだって。
牙(きば)と肉をねらわれ、今では絶滅(ぜつめつ)の心配が・・・
陸(りく)の動物としてはゾウに次ぐ大きさのカバ。10数年前の調査(ちょうさ)では、まだ絶滅(ぜつめつ)の心配はないと考えられていた。しかしその後、カバをねらった狩猟(しゅりょう)が急増(きゅうぞう)し、このままでは絶滅(ぜつめつ)すると言われている。狩猟(しゅりょう)が増(ふ)えたのは、戦争(せんそう)で混乱(こんらん)した生息地で食用にされたことや、アフリカゾウが減(へ)ったため、象牙(ぞうげ)の代わりにカバの牙(きば)がねらわれたことが原因(げんいん)なのだ。

カバが減(へ)ると魚がとれない?!
さらに、農地が増(ふ)えたことで、カバの暮(く)らす水辺(みずべ)の環境(かんきょう)も悪化している。狩猟(しゅりょう)と生息地の悪化で、カバが約(やく)10年間でおよそ20分の1に減(へ)ってしてしまった国もあるのだ。カバのフンは川や湖の魚たちの栄養源(えいようげん)になっていて、カバが減(へ)ると魚がとれなくなる、そう心配する人たちもいる。生き物たちの暮(く)らしはたがいにつながっていて、一つが急に減(へ)ると自然界(しぜんかい)全体に影響(えいきょう)が出る。人間もその影響(えいきょう)を受ける生き物の一つなのだ。