
オオカンガルーネズミは、砂漠(さばく)に適応(てきおう)することで生き延(の)びてきた動物だよ。でも、すみかの砂漠(さばく)に石油の採掘(さいくつ)場や農地が作られ、絶滅(ぜつめつ)が心配されているんだ。


全長:31.1-34.7cm
尾長(びちょう):15.7-19.8cm
体重:131-180g
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

アメリカ合衆国(がっしゅうこく)西部にあるサン・ホアキン渓谷(けいこく)の砂漠(さばく)にすんでいるよ。
植物の葉や種(たね)を食べるよ。種(たね)は砂(すな)の中に作ったトンネルにためることもあるんだ。こうすると種(たね)の水分が増(ふ)えるんだって。
砂(すな)の中に巣穴(すあな)やトンネルを作るよ。気温の高い昼間はこの巣穴(すあな)で過(す)ごすんだ。
ライバルが少ない砂漠(さばく)に適応(てきおう)!
オオカンガルーネズミは砂漠(さばく)に適応(てきおう)することで、生き延(の)びてきた動物だ。厳(きび)しい環境(かんきょう)だけれど、その分、ライバルや天敵(てんてき)は少ないのだ。カンガルーのように長い後ろ足でジャンプするのは、砂漠(さばく)での移動(いどう)に適(てき)しているから。砂漠(さばく)は水がとぼしいけれど、オオカンガルーネズミは、必要(ひつよう)な水分を植物からとり、水をほとんど飲まずに生きていけるのだ。

すみかの95%がなくなった?!
そんなオオカンガルーネズミも、今では絶滅(ぜつめつ)が心配されている。砂漠(さばく)に石油採掘(さいくつ)場や農地、都市などが次々と作られ、なんと生息地の95%が失(うしな)われたとも言われているのだ。生き物にはそれぞれ適(てき)した環境(かんきょう)がある。わたしたち人間には一見いらないものに見える砂漠(さばく)も、オオカンガルーネズミにとってはかけがえのないすみかなのだ。