
臆病(おくびょう)でなかなか姿(すがた)を見せないオオアルマジロ。今、絶滅(ぜつめつ)のピンチなんだよ。石油に代わるエネルギーを作るために、オオアルマジロのすみかが次々と畑になっているんだ。


体長:75-110cm
尾長(びちょう):50-55cm
体重:18.7-22.3kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

南米大陸(なんべいたいりく)の草原や森にすんでいるよ。
主に、アリを食べているよ。前足の爪(つめ)で、地面やアリ塚(づか)をほってつかまえるんだ。ほかにクモやミミズを食べることもあるよ。
のんびりしていそうだけど、動きはとても速いんだ。危険(きけん)を感じると前足の爪(つめ)で穴(あな)をほって、素早(すばや)く地面にかくれるよ。
臆病(おくびょう)で数も少なく、なかなか見ることができない
オオアルマジロは南米の草原や林にすんでいる。鱗甲板(りんこうばん)と呼(よ)ばれるかたいヨロイのようなもので、全身がおおわれているのが特徴(とくちょう)だ。とても臆病(おくびょう)な動物で、オオアルマジロの姿(すがた)はなかなか見ることができない。でも、あまり見られない理由はこれだけではない。そう、数が減(へ)っているのだ。

石油が減(へ)って、オオアルマジロも減(へ)った??
減(へ)ってしまった原因(げんいん)の一つは、オオアルマジロのすみかが次々と畑になっていること。石油に代わるエネルギーとして注目されるバイオエタノールの原料(げんりょう)、サトウキビなどを作るためだ。石油には限(かぎ)りがあるから、人間には新しいエネルギーが必要(ひつよう)だ。でも今は、そのためにオオアルマジロが犠牲(ぎせい)になっている。人間と野生動物が共(とも)に生きる方法(ほうほう)を、これからも考えなくてはいけないのだ。