
ガラパゴスリクイグアナはガラパゴス諸島(しょとう)だけにすむ大型(おおがた)のイグアナだよ。人間が連(つ)れてきた動物たちにおそわれたり、エサをうばわれたりして数が減(へ)ってしまったんだ。


体長:40-55cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

南米大陸(たいりく)の東にうかぶガラパゴス諸島(しょとう)だけにすんでいるよ。
ウチワサボテンの実や花が大好物(だいこうぶつ)なんだ。そのほかの植物や昆虫(こんちゅう)も食べることがあるよ。
オスは頭をふったり、おしつけ合ったりしてなわばり争(あらそ)いをするよ。恐竜同士(きょうりゅうどうし)の戦(たたか)いのようで、なかなかの迫力(はくりょく)なんだ。
独自(どくじ)の進化をとげたイグアナ
大陸(たいりく)からはなれたガラパゴス諸島(しょとう)には、独自(どくじ)の進化をとげためずらしい生き物が多い。ガラパゴスリクイグアナもガラパゴス諸島(しょとう)だけにしかいない。この大型(おおがた)のイグアナは、19世紀(せいき)までは数が多かった。ところが島々にたくさんの人間がやってくるようになると、絶滅(ぜつめつ)のピンチをむかえてしまう。一番の原因(げんいん)は人間が外から連(つ)れてきた動物だ。

人間が天敵(てんてき)を連れてきた?!
野生化したイヌにおそわれ、ブタに卵(たまご)をねらわれ、ヤギにはエサの植物をうばわれた。天敵(てんてき)がいない環境(かんきょう)で進化したガラパゴスリクイグアナに勝ち目はないのだ。今ではガラパゴス諸島(しょとう)の生き物や環境(かんきょう)を守るために、こうした動物たちが駆除(くじょ)されている。もちろんイヌやブタに罪(つみ)はない。人間が勝手に動物のすみかを変(か)えるのはとても危険(きけん)なことなのだ。