
ガラパゴスゾウガメは、世界最大(さいだい)のリクガメなんだよ。人間の食料(しょくりょう)としてつかまったり、人間が島に連(つ)れてきた生き物におそわれたりして、一時は絶滅(ぜつめつ)しそうだったんだ。


甲羅(こうら):最大(さいだい)130cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

ガラパゴス諸島(しょとう)だけにすむカメなんだ。
草やサボテンが主食なんだ。果実(かじつ)を食べることもあるよ。
ガラパゴスゾウガメは、体が大きいだけではなく、とても長生きで、150年以上(いじょう)生きたという記録(きろく)も残(のこ)っているんだって。
人間が連(つ)れてきた生き物たちに苦しめられた
ガラパゴスゾウガメは、アルダブルゾウガメと並(なら)ぶ世界最大(さいだい)のリクガメだ。もともとガラパゴス諸島(しょとう)には、このカメたちの天敵(てんてき)はいなかった。しかし、16世紀(せいき)にヨーロッパ人によって島々が発見されてから、ガラパゴスゾウガメの数は減少(げんしょう)し始める。動きがおそく、肉の味が良(よ)いガラパゴスゾウガメは、船で長旅をする人々や島に移(うつ)り住んだ人たちの格好(かっこう)の食料になったのだ。さらに、人間が島に連(つ)れてきた生き物たちも、ガラパゴスゾウガメを苦しめた。卵(たまご)や子ガメがブタやイヌの餌食(えじき)になり、エサとなる草がヤギやウシに食べられてしまったのだ。

保護(ほご)活動で、希望(きぼう)が見えてきた!
一時は絶滅(ぜつめつ)が心配されたガラパゴスゾウガメは、保護(ほご)活動によって少しずつ数が増(ふ)えている。今では、ガラパゴスゾウガメをつかまえたり、島の外から生き物を持ちこむことは禁止(きんし)されている。また、飼育(しいく)によって誕生(たんじょう)した子ガメを野生にもどす取り組みも行われている。しかし、ガラパゴスゾウガメの仲間(なかま)の中には、すでに絶滅(ぜつめつ)した種(しゅ)や、残(のこ)り一頭のオスが死んでしまえば絶滅(ぜつめつ)という種(しゅ)もいる。こうした過(あやま)ちをくり返さないことが大切なのだ。