
ブラジルの海沿(うみぞ)いの森で暮(く)らす黄金のサル、ゴールデンライオンタマリン。森のおよそ9割(わり)が伐採(ばっさい)され、さらにペット用につかまったことで、絶滅(ぜつめつ)が心配されているんだよ。


体長:25-31cm
尾長(びちょう):31.5-40cm
体重:630-850g
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

ブラジル東南部の太平洋沿岸(えんがん)の森にいるよ。
昆虫(こんちゅう)やトカゲ、カエルなどの動物から、果実(かじつ)や花のみつまでいろいろなものを食べるんだ。
ライオンのたてがみのような毛が名前の由来なんだよ。群(む)れのすべての大人が協力(きょうりょく)して子育てをするんだって。
海沿(うみぞ)いの森を人間にうばわれ、数が減(へ)ってしまった・・・
ゴールデンライオンタマリンは、ブラジル南東部の海沿(うみぞ)いの森で暮(く)らしてきたサルだ。海沿(うみぞ)いは人間にとっても活動しやすく、町として栄(さか)えることの多い場所。ゴールデンライオンタマリンたちがすんでいた森のおよそ9割(わり)が、人間によって伐採(ばっさい)されてしまった。さらに困(こま)ったことに美しい黄金の毛が人気でペット用につかまることも多く、絶滅(ぜつめつ)が心配(しんぱい)されるほど数が減(へ)ってしまったのだ。

ゴールデンライオンタマリンたちの森を広げよう!
その美しさが知れわたっていたためか、ゴールデンライオンタマリンの絶滅(ぜつめつ)のピンチは早くから注目された。1970年代から動物園での飼育(しいく)で数を増(ふ)やす取り組みが始まり、およそ10年後には増(ふ)やしたゴールデンライオンタマリンを野生にもどす活動もスタート。その後、数は少しずつ回復(かいふく)しているものの、森が小さいままでは限界(げんかい)がある。そこで、現在(げんざい)は木を植え、森を広げる活動も行われている。