
ネコの仲間(なかま)なのに泳ぎが上手なスナドリネコ。魚とりの名人なんだよ。でも、大切な池や沼(ぬま)の環境(かんきょう)が悪化して、数が減(へ)っているんだ。


体長:57-85cm
尾長(びちょう):20-32cm
体重:5.5-8kg
(出典(しゅってん):動物大百科 平凡社)

南アジアから東南アジアにかけての水辺(みずべ)で暮(く)らしているよ。
池や沼(ぬま)で、魚やカニ、エビをとって食べるよ。陸(りく)でネズミをつかまえることもあるんだ。
ネコ科にはめずらしく、爪(つめ)を引っこめることができない。その理由も、分かっていないんだ。めったに姿(すがた)を見せないから、まだまだ謎(なぞ)が多い動物なんだね。
ネコなのに魚とり名人?!
スナドリネコは南アジアや東南アジアにすんでいる。姿(すがた)はイエネコとあまり変(か)わらないけど、体はもう少し大きく、顔もよく見ると野生的(やせいてき)。そして何といっても、魚とりという、ほかのネコには真似(まね)できない特技(とくぎ)を持っている。岸から前脚(まえあし)をのばしたり、時には水の中に飛(と)びこんで魚をつかまえるのだ。スナドリネコの指の間には小さい水かきがあって、泳ぎも上手だ。

大切な池や沼(ぬま)がよごれてしまった・・・
魚を食べるスナドリネコの暮(く)らしには、水場が欠(か)かせない。ところが、近くに家や農地が作られて排水(はいすい)が流れこむなど、池や沼(ぬま)の環境(かんきょう)が悪化してしまった。それに、人間がとりすぎて魚がいなくなってしまった池もある。狩(か)りの場を失(うしな)いつつあるスナドリネコの数は、この18年間で半分以下(いか)に減(へ)ったという意見もある。