
ヨーロッパバイソンは、ヨーロッパの陸(りく)にすむ哺乳類(ほにゅうるい)でもっとも体が大きいんだよ。森林が減(へ)り、狩猟(しゅりょう)でねらわれ、一度絶滅(ぜつめつ)したけれど、今また、少しずつ野生の数が増(ふ)えているんだ。


体長:オス250-350cm/メス220-280cm
体重:オス650-1350kg/メス430-700kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

ヨーロッパの保護区(ほごく)、公園などにすんでいるよ。
草や木の葉、木の皮を食べているよ。
ヨーロッパバイソンは動きのおそい動物で、一日の多くを休憩(きゅうけい)時間にすることもあるんだって。ちょっとうらやましいね。
人口が増(ふ)え、ヨーロッパバイソンは減(へ)った・・・
ヨーロッパの陸(りく)にすむ哺乳類(ほにゅうるい)のなかで、もっとも体が大きいのが、このヨーロッパバイソンだ。かつてはヨーロッパ中の森林にすんでいたけれど、人が増(ふ)えるにつれて森林が減(へ)り、また狩猟(しゅりょう)でねらわれたため、だんだんと数が減(へ)っていった。ただでさえ少なくなっていた野生のヨーロッパバイソンは、第一次世界大戦(たいせん)で食料(しょくりょう)にされたこともあって、1920年代には一度絶滅(ぜつめつ)してしまったのだ。

生き残(のこ)ったヨーロッパバイソンを野生にもどそう!
幸いにも約(やく)50頭のヨーロッパバイソンが、動物園や公園などに点々と生き残(のこ)っていた。これらを繁殖(はんしょく)させて、1950年代から野生にかえす取り組みが始まり、ヨーロッパバイソンは何とか絶滅(ぜつめつ)をのがれることができた。しかし、今でも全体の数は多くないため、病気などで一気に絶滅(ぜつめつ)へと向かってしまうおそれもある。まだしばらくは、注意深く見守る必要(ひつよう)があるのだ。