
カナリア諸島(しょとう)のイエロ島だけにすむイエロオオカナヘビ。エサとなる植物が減(へ)ったり、カモメなどイエロオオカナヘビをおそう生き物が増(ふ)えたことで、絶滅(ぜつめつ)しそうなんだよ。


体長:14.3-22.6cm
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

スペインのカナリア諸島(しょとう)のイエロ島だけにすんでいるよ。
植物の葉や茎(くき)を食べるよ。
爬虫類(はちゅうるい)は日光浴(よく)で体温を高めてから活動する生き物が多いんだよ。特(とく)にイエロオオカナヘビは体温が40度くらいまで上がるんだって。
残(のこ)りはわずかに300~400匹(ひき)・・・
イエロオオカナヘビは、全長が20センチメートルをこえることもある大型(おおがた)のカナヘビだ。スペインのカナリア諸島(しょとう)にあるイエロ島だけにすんでいる。かつてはもっと広い範囲(はんい)に生息していたイエロオオカナヘビは、今ではイエロ島の中のごく一部だけにしか生き残(のこ)っていない。その数は、人間の手で野生にもどされたものもふくめて、わずかに300~400匹(ひき)だけだと言われている。

国を挙(あ)げてイエロオオカナヘビを保護(ほご)
イエロオオカナヘビが減(へ)ってしまったのは、エサとなる植物が減(へ)ったことや、カモメなどイエロオオカナヘビをおそう生き物が増(ふ)えたことが原因(げんいん)だ。こうした生態系(せいたいけい)の変化(へんか)に、人間の活動がどれだけ影響(えいきょう)したのかは分からない。しかし残(のこ)りの数が少ないだけに、この先、人間の活動による小さな環境(かんきょう)の変化(へんか)で、急に絶滅(ぜつめつ)するおそれもある。そんな悲劇(ひげき)を招(まね)かないように、現在(げんざい)スペインでは国を挙(あ)げてイエロオオカナヘビを保護(ほご)している。