
ガゼルの仲間(なかま)のなかで、もっとも大きいダマガゼル。人間による狩猟(しゅりょう)や砂漠化(さばくか)に苦しめられ、このままでは絶滅(ぜつめつ)してしまうと考えられているんだ。


体長:140-165cm
尾長(びちょう):25-35cm
体重:40-75kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

アフリカのサハラ砂漠(さばく)や、その周(まわ)りの草原にいるよ。
草や木の葉、枝(えだ)などを食べているんだ。
砂漠(さばく)に暮(く)らす多くの動物は夜行性(やこうせい)だけど、ダマガゼルは昼間に活動するんだ。あまり水を飲まなくても平気なんだって。
ハンターたちにねらわれてしまった・・・
ガゼルの仲間(なかま)でもっとも大きいのが、このダマガゼル。とても用心深い動物で、ライオンやチーター、ハイエナといった天敵(てんてき)におそわれないように、常(つね)に群(む)れ全体で用心しているのだ。でも、日々進化する人間の武器(ぶき)や自動車には太刀打ちできず、多くのダマガゼルが狩猟(しゅりょう)で命を落とした。ここ10年間で、その数はおよそ5分の1に減(へ)ってしまったのだ。

エサがどんどんなくなっている!
さらに、気候(きこう)の変化(へんか)にも苦しめられている。ダマガゼルは、雨期は砂漠(さばく)、雨の降(ふ)らないときは草原と、季節(きせつ)によってすみかを変(か)えることで生き延(の)びてきた。でも、地球温暖化(おんだんか)で砂漠(さばく)だけが急速に広がり、食べられる草や木が減(へ)ってしまったのだ。その上、増(ふ)え続(つづ)ける家畜(かちく)とのエサのうばい合いにも苦しめられ、このままでは絶滅(ぜつめつ)してしまうと考えられているのだ。