
今では、チンパンジーたちの森に人間がやって来るようになった。すると、人間の病気がうつってしまうんだよ。さらに、密猟(みつりょう)でもねらわれて、数がどんどん減(へ)っているんだ。


体長:オス約(やく)85cm/メス約(やく)78cm
体重:オス40-60kg/メス32-47kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

アフリカの森や草原にすんでいるよ。
植物の葉や種(たね)、昆虫から動物まで、幅広(はばひろ)くいろいろ食べるんだ。なかでも、大好物(だいこうぶつ)なのが、果実(かじつ)だよ。
とても頭が良(よ)くて、上手に道具を使うんだ。木の棒(ぼう)で昆虫(こんちゅう)をつかまえたり、石で木の実を割(わ)ったりするんだよ。
人間の病気がうつる??
昔にくらべて、地球上の森はとても少なくなってしまった。かつて深い森だったところにも道路ができて、今ではチンパンジーたちが暮(く)らす森にも人間がやって来る。すると、いろいろと困(こま)ったことが起こるのだ。チンパンジーならではの問題は、人間の病気がうつって死んでしまうこと。チンパンジーはサルよりも人間に近い生き物だと言われている。そのため、人間の病気のほとんどは、チンパンジーにもうつってしまうのだ。

人が出入りしやすいと、密猟(みつりょう)も増(ふ)える
また、人が出入りできる森になると、密猟(みつりょう)も増(ふ)えてしまう。ペットや研究用に生きたままつかまえるには、子どものチンパンジーがねらわれる。子どもは森から連(つ)れ去られ、群(む)れの大人たちは殺(ころ)されてしまうのだ。保護(ほご)活動は行われているけれど、このまま森がなくなっていくとチンパンジーは絶滅(ぜつめつ)してしまうかもしれない。