
アフリカのジャングルに暮(く)らすサル、ボノボ。温和な性格(せいかく)で、とても知能(ちのう)の高い動物なんだ。人間による狩猟(しゅりょう)や森林の伐採(ばっさい)によって、このままでは絶滅(ぜつめつ)するかもしれないんだよ。


体長:オス73-83cm/メス70-76cm
体重:オス39kg/メス31kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

アフリカにあるコンゴ民主共和国(みんしゅきょうわこく)のジャングルにいるよ。
主に木の果実(かじつ)や葉、枝(えだ)などを食べるよ。アリや小さな動物を食べることもあるんだ。
チンパンジーに似(に)ているけれど、ボノボの方が体がほっそりとしていて、手足が長いよ。頭の毛が真ん中分けになっていて、耳の横の毛が長く立っているのも特徴(とくちょう)なんだ。見分けられるかな?
温和な性格(せいかく)の平和的(へいわてき)なサル
チンパンジーによく似(に)たサル、ボノボ。アフリカのジャングルで、50~120頭の群(む)れを作って暮(く)らしている。攻撃的(こうげきてき)なチンパンジーとはちがって温和な性格(せいかく)で、仲間同士(なかまどうし)の争(あらそ)いはほとんどない。また、飼育(しいく)されているボノボが人間のテレビゲームで遊ぶなど、とても高い知能(ちのう)を持つ動物としても知られている。

人間が増(ふ)えて、ボノボたちの森が減(へ)っている!
ボノボの数が減(へ)っている理由は、人間による狩猟(しゅりょう)と森がなくなっていること。ルールを守らない一部の人間が、食用やペットとして売るためにボノボをつかまえている。また、人口が増(ふ)えたことで、木材(もくざい)目当ての伐採(ばっさい)や、焼(や)き畑農業がボノボたちのジャングルにまで広がっている。仲間同士(なかまどうし)で平和に暮(く)らしてきたボノボは、遺伝子的(いでんしてき)にとても近いと言われる生き物、人間によって、絶滅(ぜつめつ)に追いやられるかもしれないのだ。