
クロサイの角は、一部の国でとても価値(かち)があると考えられているよ。角をねらわれたクロサイは、一時は2500頭以下(いか)にまで数が減(へ)ってしまったんだ・・・。


体長:280-300cm
体重:350-1300kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

アフリカの中西部で暮(く)らしているよ。
主に低(ひく)い木の葉や枝(えだ)を食べるよ。ときどきは草を食べることもあるんだ。
クロサイという名前だけど、もともとの体の色はグレーなんだ。泥浴(どろあ)びをするので、土の色がついていることが多いよ。
角をねらわれ、2500頭以下(いか)まで減(へ)ってしまった・・・
クロサイは、ほかのサイの仲間(なかま)と同じように、人間に角をねらわれてきた動物だ。サイの角は薬になると信(しん)じられているが、効(き)き目については今のところはっきりとは分かっていない。さらにクロサイの場合は、角が短剣(たんけん)の柄(え)の材料(ざいりょう)としても流行しはじめ、とても高い値段(ねだん)で取引されるようになった。こうして、クロサイは1995年にはわずか2410頭まで数が減(へ)ってしまったのだ。

少なく産(う)んで、大切に育てる動物
クロサイは子どもをたくさん産(う)む動物ではない。野生のクロサイには天敵(てんてき)が少なく、多くの子どもが無事(ぶじ)に大人へと成長(せいちょう)できたのだ。しかし、人間という天敵(てんてき)が現(あらわ)れたことで、死んでいく数が生まれる数を大きく上回ってしまった。今、保護(ほご)活動でクロサイは少しずつ増(ふ)えているが、密猟(みつりょう)を厳(きび)しく取りしまらないと、すぐにまた数が減(へ)ってしまうのだ。