
バーバリーマカクは、群(む)れで協力(きょうりょく)しながら、むだな争(あらそ)いをさけてきた動物なんだよ。でも、木の伐採(ばっさい)と家畜(かちく)の放牧(ほうぼく)で、すみかと食べ物を失(うしな)ってしまったんだ。


体長:オス55-62cm/メス45cm
体重:11-15kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

アルジェリア、モロッコ、イギリス領(りょう)ジブラルタルだけにいるよ。
昆虫(こんちゅう)やドングリ、木の葉を食べるんだよ。
群(む)れの大人みんなで子どもの世話をするバーバリーマカク。オスが赤ちゃんをおんぶする姿(すがた)も見られるんだよ。
子育ては、群(む)れのみんなで協力(きょうりょく)!
北アフリカとイギリス領(りょう)ジブラルタルだけにすむサル、バーバリーマカク。群(む)れでは、母親だけではなく、大人はオスもメスもみんなで子育てに協力する。また、オス同士(どうし)の争(あらそ)いでは、生まれたばかりの赤ちゃんを抱(かか)えて見せて、相手のオスをなだめることもある。子どもを大切にしながら、仲間同士(なかまどうし)のむだな争(あらそ)いをさけてきた動物なのだ。

木が切られ、家畜(かちく)がやって来て…
木の伐採(ばっさい)やヒツジの放牧(ほうぼく)によってすみかと食べ物を失(うしな)ったバーバリーマカクは、今どんどん数が減(へ)っている。だからと言って、人間がバーバリーマカクを飼育(しいく)して増(ふ)やし、野生にもどすのは難(むずか)しい。群(む)れという大きな社会を丸ごと移動(いどう)させられないからだ。バーバリーマカクの絶滅(ぜつめつ)を食い止めるには、安心して暮(く)らせる森を作ってあげるのが一番なのだ。