

体長:195-250cm
体重:300kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

メキシコ南部や、コロンビア、エクアドルの水辺(みずべ)の森で暮(く)らしているよ。
木の葉や皮、枝(えだ)、果実(かじつ)、それから水の中の植物も食べるよ。
赤ちゃんが母親のおなかの中にいる期間が長くて、生まれるのは一度に一頭。子どもが増(ふ)えづらい動物だから、一度数が減(へ)ると、なかなか元にもどらないんだ。
皮と肉をねらわれた!
ベアードバクは、アメリカ大陸(たいりく)ではもっとも大きいバクだ。ベアードバクの皮にはとても高い値段(ねだん)がつく。また、肉もおいしいと言われていて、たくさんのベアードバクが人間に狩(か)られてきた。人間や犬に追われたとき、もっとも安全なのが水の中。ベアードバクは泳ぎが上手で、水中に長くとどまることができるのだ。

森林伐採(ばっさい)で、すみかもなくなり数は半分以下(いか)に・・・
ベアードバクたちの森では、木々の伐採(ばっさい)が進み、すみかが少なくなっている。森林伐採(ばっさい)は池や沼(ぬま)の形を変(か)えてしまうなど、安全なはずの水辺(みずべ)にも悪影響(あくえいきょう)をあたえている。さらに、すみかの近くに放牧地(ほうぼくち)が増(ふ)えたことで、家畜(かちく)のウマの伝染病(でんせんびょう)がうつってしまうことも。ベアードバクはこの30年ほどで、数が半分以下(いか)に減(へ)ってしまったと言われている。