
リカオンは群(む)れを作り、仲間同士(なかまどうし)で助け合って生きるイヌ科の動物だよ。でも、家畜(かちく)をおそう動物として人間に殺(ころ)されたり、飼(か)いイヌの病気がうつったりして、絶滅(ぜつめつ)しそうなんだ。


体長:80-112cm
尾長(びちょう):30-40cm
体重:18-36kg
(出典(しゅってん):動物世界遺産(いさん) レッド・データ・アニマルズ 講談社(こうだんしゃ))

アフリカ南部と東部のサバンナや草原にいるよ。
主にガゼルなどのレイヨウ類(るい)をつかまえて食べるよ。ほかにもウサギやトカゲを食べることもあるんだ。
リカオンの特徴(とくちょう)でもあるまだら模様(もよう)は、人間の指紋(しもん)のように一頭一頭ちがうんだ。これで仲間(なかま)を見分けているのかもしれないね。
ばつぐんのチームワークが自慢(じまん)!
リカオンは、アフリカのサバンナや草原で暮(く)らすイヌ科の動物だ。肉を食べるアフリカの動物の中では立場が弱く、ライオンやハイエナにえものを横取りされたり、時には命をねらわれることもある。リカオンは群(む)れで協力(きょうりょく)しながら子どもを育て、食べ物を分け合い、病気や怪我(けが)の仲間(なかま)を助けることで知られている。この優(すぐ)れたチームワークは、手ごわいライバルたちとの生存競争(せいぞんきょうそう)を勝ちぬくための、リカオンなりの知恵(ちえ)なのかもしれない。

家畜(かちく)をおそう動物として殺(ころ)され、飼(か)いイヌの病気にも・・・
さらに現在(げんざい)では、ライオンやハイエナに加(くわ)えて、リカオンをおびやかす生き物がもう一種類(しゅるい)いる。そう、人間だ。家畜(かちく)をおそう動物として殺(ころ)されたり、交通事故(じこ)で命を落とすリカオンが増(ふ)えているのだ。また、飼(か)いイヌからうつる病気も、群(む)れにとって大きなダメージとなっている。仲間(なかま)と助け合いながら、厳(きび)しい環境(かんきょう)を生きぬいてきたリカオンも、今ではアフリカでもっとも絶滅(ぜつめつ)が心配される動物の一つになってしまったのだ。