RP-GL/2 ドライバー For Microsoft Windows
RP-GL/2プリンタドライバー Version 1.01
2019. 09. 18
< 初めに>
この度は本製品をお買いあげいただき、誠にありがとうございます。
このファイルには、Windows Server 2008/7/8.1/10用RP-GL/2ドライバを使用する上での注意点が記載されています。
ご使用の前に必ずお読みください。
ユーザー使用許諾契約書
上記ソフトウェア(以下、本ソフトウェアといいます)をご使用になる前に、以下の契約条件をよくお読み下さい。お客様が本ソフトウェアをご使用になられた時点で、お客様が以下の契約条件に同意して、お客様と弊社との間で契約が成立したものとさせていただきます。
- 弊社は、お客様に対し、本ソフトウェアの日本国内における譲渡不能の非独占的使用権を、本契約条件に基づき許諾します。本契約条件により許諾される以外は、お客様にはいかなる権利も発生しません。また、本ソフトウェア及びその全ての複製物に関する権利は、弊社及び弊社へのライセンス許諾者に帰属します。
- お客様は、今回お買い上げいただいた製品を利用する限りにおいて、本ソフトウェアを1台のコンピュータにインストールして使用することができます。
- お客様は、本ソフトウェアの全部または一部を、再使用許諾、譲渡、頒布、貸与、その他の方法により第三者に使用もしくは利用させることはできません。
- お客様は、本ソフトウェアの全部または一部を、複製、修正、改変、リバース・エンジニアリング、逆コンパイルまたは逆アセンブル等することはできません。また第三者にこのような行為をさせてはなりません。
- 弊社は、本ソフトウェアをお客様がご購入された日から6ヶ月間に限り、本ソフトウェアの記録媒体に物理的な欠陥がないことを保証します。
- 前項に定める場合を除き、弊社、弊社ヘのライセンス許諾者および販売店は、本ソフトウェアがお客様の特定の目的のために適当であること、もしくは有用であること、または本ソフトウェアにバグがないこと、その他本ソフトウェアに関していかなる保証もいたしません。
- 弊社、弊社へのライセンス許諾者および販売店は、本ソフトウェアの使用に付随または関連して生ずる直接的または間接的な損失、損害等について、いかなる場合においても一切の責任を負いません。
- 弊社、弊社へのライセンス許諾者および販売店は、本ソフトウェアの使用に起因または関連してお客様と第三者との間に生じたいかなる紛争について一切責任を負いません。
- お客様は、日本国政府または該当国の政府より必要な認可等を得ることなしに、一部または全部を問わず、本ソフトウェアを、直接または間接に輸出してはなりません。また、お客様は、該当する輸出入関連法規を遵守するものとします。
- お客様は、本ソフトウェア及びその全ての複製物を破棄することにより、本ソフトウェアの使用権を終了させることができます。
- お客様が本契約のいずれかの条項に違反した場合、弊社はお客様の使用権を終了させることができるものとします。この場合、お客様は本ソフトウェア及びその全ての複製物を破棄するものとします。
- 本契約のいずれかの条項またはその一部が法律により無効となっても、本契約の他の部分に影響を与えません。
- 本契約に関わる紛争は、東京地方裁判所を管轄裁判所として解決するものとします。
<対応機種>
A2 MODEL TG5
<使用環境>
このドライバーは Pentium 133MHz以上のIntelプロセッサ及びその互換プロセッサを搭載したPC/AT互換機、または 一部のNEC PC-9800シリーズ上で動作する、下記Microsoft社の推奨するソフトウェア環境下で使用できます。
Windows Server 2008 Standard Edition/Windows Server 2008 Enterprise Edition 日本語版(32bit)
(以下、「Windows Server 2008」と略記)
Windows 7 Home Premium/Windows 7 Professional/Windows 7 Enterprise/Windows 7 Ultimate 日本語版(32bit)
(以下、「Windows 7」と略記)
Windows 8.1 /Windows 8.1 Pro/Windows 8.1 Enterprise 日本語版(32bit)
(以下、「Windows 8.1」と略記)
Windows 10 Series /Windows 10 Home/Windows 10 Pro/Windows 10 Enterprise/Windows 10 Education 日本語版(32bit)
(以下、「Windows 10」と略記)
64bitOSでは動作しませんのでご注意ください。
なおMIPS Rシリーズ,Alpha,PowerPC環境では動作しませんのでご注意ください。
<RP-GL/2プリンタドライバー・インストール方法>
以下の手順に従って本製品のインストール作業を行ってください。
詳細は同梱されているRP-GL/2編使用説明書をお読みください。
(1)インストール前に
- プリンタドライバーのインストールを行う場合、Windowsを起動し、Administratorsのメンバーとしてログオンしてください。
- 本プリンタドライバーをインストールする際、デジタル署名の確認画面が表示される場合がありますが機能上問題はありません。「はい」を選択してインストールを継続してください。
以下の手順に従って本製品のインストール作業を行ってください。
(2)プリンタドライバーがCD-ROMで供給されている場合、CD-ROM挿入後、自動実行される画面に案内される手順に従い、インストールを行ってください。
(3)「プリンタの追加」ウィザードからインストールする場合、共有設定でインストールされる場合などは、OSが用意する下記方法でインストールしてください。
- プリンタフォルダ内の「プリンタの追加」を選択してください。選択したら「次へ」を押してください。
- プリンタウィザードのガイダンスにしたがって、プリンタの管理方法を選択してください。選択したら「次へ」を押してください。「ローカルプリンタ」を選択し、「プラグアンドプレイプリンタを自動的に検出してインストールする」のチェックをオフにするか、プリンタと接続していない状態にして、この先の手順を行ってください。
- プリンタを接続するポートを選択してください。選択したら「次へ」を押してください。
- 製造元およびモデルのウィザードで「ディスク使用」を押してください。
- プリンタドライバーの情報ファイル(*.inf)が置かれているパスを指定してください。
<プリンタドライバーがCD-ROMで供給されている場合>CD-ROMドライブにCD-ROMを挿入し、”(CD-ROMドライブ名):\DRIVERS\RPGL2\X86\DISK1”(ex.”D:\DRIVERS\RPGL2\X86\DISK1”) とパスを入力して「OK」を選択して下さい。
<プリンタドライバーファイルがハードディスク内にある場合>該当するプリンタドライバーの「Disk1」のパスを指定してください。
- 「A2 MODEL TG5 RP-GL/2」 を選択し、「次へ」を押してください。
- 必要に応じ、任意のプリンタ名を指定してください。また、インストールしたプリンタを通常使うプリンタとする場合は下の選択肢の「はい」をチェックしてください。指定したら「次へ」を押してください。
- インストールしたプリンタをネットワーク上の他のユーザーと共有する場合は共有設定をしてください。選択したら「次へ」を押してください。
- 動作確認の為にテストページを印刷してみてください。選択肢の「はい(推奨)」を選び、「完了」を押せばインストール終了です。
<RP-GL/2プリンタードライバー・更新手順>
古いバージョンから新しいバージョンのプリンタードライバーに更新するためには、以下のインストール手順に従ってください。
* 更新する前に確実にすべてのアプリケーションを終了させてください。
- 「スタート」メニュー又はコントロールパネルから「プリンタ」フォルダー(又は「プリンタとFAX」また「デバイスとプリンター」)を開きます。
- 更新するプリンターのプロパティを開きます。
- 「詳細設定」タブ >「新しいドライバー(W)...」ボタンを選択し、「次へ」を押下します。
- 「ディスク使用」を選択後、プリンタードライバーINFファイルを含むフォルダーを参照してください。
- 「OK」を選択し、プリンターモデルを選択。「次へ」を選択します。
- インストールが終了したら、「終了」をクリックします。
- 「OK」を押下して、プリンタープロパティのダイアログボックスを閉じます。
- 上記の後にログオフ/ログオン、またはPCの再起動を実施することで更新が完了します。
上記の作業が完了した後、新しいバージョンのプリンタードライバーがご使用可能です。
<RP-GL/2プリンタードライバー・アンインストール手順>
古いバージョンから新しいバージョンのプリンタードライバーに更新するためには、以下のインストール手順に従ってください。
* アンインストールの前に、確実にすべてのアプリケーションを終了させてください。
- 「スタート」メニュー又はコントロールパネルから「プリンタ」フォルダー(又は「プリンタとFAX」また「デバイスとプリンター」)を開きます。
- アンインストールしたいプリンターを選択します。
- 「削除」キーを押下します。
※Windows 7、Windows Server 2008、Windows 8.1、Windows 10の場合は、「デバイスとプリンター」フォルダーが表示されたら、削除するプリンターアイコンを選択して右クリックし、「デバイスの削除」をクリックします。なお、Windows 7、Windows Server 2008、Windows 8.1、Windows 10で、複数のドライバーが1 つのプリンターアイコンにまとまっている場合には、「印刷キューの削除」 - 「削除するドライバーのキュー名」をクリックします。
- ファイルメニューからサーバーのプロパティを開き、ドライバータブを開きます。
※Windows Server 2008では、「管理者として実行」 から「サーバーのプロパティ」 を開いてください。
- アンインストールしたいプリンタードライバーを選択します。
※Windows 7、Windows Server 2008、Windows 8.1、Windows 10の場合で、「ドライバー設定の変更」 ボタンが表示されている際は、このボタンをクリックしてから、上記の手順を行ってください。
- 「削除」キーを押下します。
<注意事項>
- RP-GL/2ドライバーでバージョンの異なるドライバーの混在はできません。すでに古いバージョンのRP-GL/2ドライバーがインストールされている場合は、古いバージョンのRP-GL/2ドライバーを削除し、Windowsの再起動を行ってからインストールを行ってください。
- インストール作業終了後、プリンタドライバー設定画面が正常と思われない場合は、一度インストールされたドライバーを削除しWindowsの再起動の後、再度ドライバーのインストール作業を行ってください。
- プリンタドライバーインストール時に、新しいドライバーに置き換えるかウィザードがたずねてくる時があります。この場合は一旦インストールをキャンセルしたあとシステムを再起動してから再度インストールを行なってください。2、3度繰り返して当現象が発生する場合は無視してインストールを続けてください。
<プリンタドライバー双方向通信機能使用上の制限/注意事項>
- 対象機種
A2 MODEL TG5
- 設定上の注意事項
- プリンタプロパティの「ポート」タブで、「双方向サポートを有効にする」をチェックしておかないと双方向通信不可となります。
- プリンタドライバーのインストールが終了したあと、2、3分の間システムの応答がないような状態が続くことがありますが、これは双方向通信モジュールの設定を行っているためで特に問題はありません。
- PCやアプリケーションの動作によっては、ドライバーがプリンタからの応答情報を処理できず、双方向機能が成立しない場合があります。この場合、必ずオプション構成画面でプリンタのオプション構成を設定してください。
- Bluetoothを使用した印刷環境において、双方向通信に失敗することがあります。その場合、印刷の多くに支障はありませんが、最適な環境での印刷を行うため、オプション構成画面でプリンタのオプション構成を設定してください。
<RP-GL/2プリンタドライバー各項目の説明>
各項目の内容および詳細については、ヘルプ画面またはマニュアルをご覧ください。
<RP-GL/2プリンタドライバー使用上の制限/注意事項>
- 本ドライバーはCADアプリケーションでの使用を目的としております。したがってワードプロセッサー、表計算、フォトレタッチ、ドローイング系などのアプリケーションでのご使用については、動作保証をしかねます。CAD系以外のアプリケーションからの出力にはRPCSドライバーまたはRPDLドライバーをご使用ください。
- ハードクリップの変更がCADアプリケーションにより反映されない場合があります。この場合は、一度アプリケーションを終了し、「プリンタ」ウィンドウでRP-GL/2ドライバーを呼び出し、「オプション」タブまたは「編集」タブでハードクリップの変更を行ってください。
- 「図面サイズ」、「用紙サイズ」を指定したとき自動的に設定される変倍率はおおよその目安ですので、変倍した場合に用紙からはみ出したり、小さかった場合はドライバーの変倍率の設定値を調節して印刷してください。
- アプリケーションとの整合の問題により、アプリケーション上でプリンタプロパティを開くと、図面サイズや給紙トレイの設定値が初期値と異なる場合があります。その場合は目的となるサイズやトレイに変更し直してください。
- スプールデータ形式をEMFで印刷した場合、正常に印刷が出来ない場合があります。この場合、下記設定でRAWデータ形式に切り替えて印刷することで大幅に改善されることがあります。但し、RAW データ形式の印刷では、アプリケーションの印刷処理からの開放が遅くなる傾向になります。
<プリンタのプロパティで設定する場合>
プリンタのプロパティの「詳細設定」タブの「詳細な印刷機能を有効にする」のチェックを外してください。
<RP-GL/2プリンタドライバーで設定する場合>
「初期設定」タブの「EMFスプールする」のチェックを外してください。プリンタのプロパティとプリンタドライバーのどちらか一方を設定することにより、RAWデータ形式に切り替わります。
<EMFデータ形式で印刷するには>
プリンタのプロパティとプリンタドライバーの両方でEMFデータ形式に設定されている必要があります。
- 共有接続されたプリンタ間で「印刷設定」、「標準の設定」は引き継がれない場合があります。その場合は、各PC毎に設定を行ってください。
- ドライバーのオプション構成の設定を行う場合はプリンタフォルダ内の印刷設定にて設定を行ってください。アプリケーションから開いたドライバープロパティでのオプション構成の設定は印刷に反映されませんのでご注意ください。
- アプリケーションやデータによっては貼り付けしたデータが正常に印刷されない場合があります。弊社で確認している正常出力されない貼り付けデータの例
1.WordやExcelで日本語フォントと英語フォントを混在して作成されたデータを貼り付けた場合。
2.WordやExcelの網掛けデータでかつ変倍して印刷した場合。
3.Excelの罫線なしのセルデータを貼り付けた場合。
4.Excelの網掛けパターンセルデータを貼り付けた場合。
- 図面が欠けて印刷される場合は、「オプション」タブまたは「編集」タブの「位置移動」の設定で図面を移動させてください。それでも図面が欠ける場合は、上記の「位置移動」の設定に加え、「基本」タブの「変倍率」で縮小率を設定してください。
- Windowsの区切りページを使用すると正常に印刷されない場合があります。その場合には区切りページを使用しないでください。
- USBポートから印刷を行なうと印刷は行なわれますが、OS上にエラーメッセージが表示される場合があります。
- 「設定の保存/呼び出し」で保存されたファイル(rstファイル)は同じ機種、同じ系統のOSであれば違うOS上で保存されたファイルであっても呼び出すことができます。OSの系統については下記をご覧下さい。
Windows NT系:Windows Server 2008/7/8.1/10
※NT系OSは32bit/64bit共通です。
※名称とは、インストール時に表示されるドライバー名称となります。ドライバー名称を変更しても、rstファイルは呼び出せます。
- 「設定の保存/呼び出し」では、「ユーザーコード」、ユーザー認証の「ログインパスワード」、「応用設定」タブの設定を保存/呼び出しすることはできませんのでご注意ください。
- 印刷不可能な用紙サイズを「基本」タブの「図面サイズ」で選択した場合は、必ず「用紙サイズを指定する」にチェックを入れ、「用紙サイズ」にて「図面サイズと同じ」以外を設定してください。
- Windowsのバージョンと画面表示の設定によって、印刷設定の「適用」ボタンをクリックしてもボタンが押下不可の状態にならない場合があります。その場合も設定の変更は反映されます。
- Windows 8.1環境の制限事項
1.ローカルインストール(スタンドアロン)時にスタンプ機能を使用する場合は、EMFスプールで印刷するか、WindowsのApplication Isolation(アプリケーションから印刷ドライバーを分離する)を無効にしてください。
2.ポイントアンドプリント(共有プリンタ使用)時にスタンプ機能を使用する場合は、Client-Side Rendering(CSR)を有効にした状態でEMFスプールで印刷するか、WindowsのApplication Isolation(アプリケーションから印刷ドライバーを分離する)を無効にしてください。
<フォントの選択に関して>
- 文字が画面通りに印刷されない場合は、「フォント選択」で「全てイメージ」を指定して印刷してください。
- 文字データの印刷において、フォントの種類によっては左によってしまう場合があります。
- 大きいポイントの文字を印刷する場合、プリンタフォントに置換しない場合がありますのでご注意ください。
- 特殊文字・記号を印刷する場合は「フォント選択」で「ストローク」以外を選択してください。
- 補助漢字を印刷する場合は「フォント選択」で「全てイメージ」を選択してください。
- 文字データの印刷において、フォントの種類によっては左によってしまう場合、「印刷品質」タブの「文字位置補正」にチェックを入れると回避される場合があります。
<不定形サイズで印刷に関して>
- 「用紙サイズを指定する」を指定した時に設定される変倍率は、図面サイズ/用紙サイズのそれぞれ短い方を「幅」、長い方を「長さ」として演算します。不定形サイズを指定する場合はご注意ください。
- 不定形サイズの指定は実際にセットされている用紙のサイズにあわせて正しく入力してください。異なるサイズを入力すると正しく印刷されません。また、手差しトレイの場合は異なるサイズを入力すると紙づまりの原因になることもあります。
- 作成したデータの向きとドライバー設定の印刷方向を合わせてください。横図面であれば印刷方向横、縦図面であれば印刷方向縦としてください。この時、「イメージ回転」は無効になります。
- 不定形サイズで印刷する場合は手差しトレイになります。
- 印刷範囲は、長さ128mmから594mm、幅100mmから432mmまでになります。
<給紙方法に関して>
- 「給紙方法」で「自動トレイ切替」、または「給紙トレイ」で「自動トレイ選択」以外を選択した場合は、「基本」タブの「イメージ回転」にチェックしてください。チェックをしていないとアプリケーションからの出力が正しく行われない場合がありますのでご注意ください。
- 「給紙方法」または「給紙トレイ」で「手差しトレイ」または「手差し」を選択した場合、「拡張機能」タブまたは「初期設定」タブの「手差しトレイ選択時、用紙サイズを変更して印刷する」または「手差し選択時、用紙サイズを変更して印刷する」にチェックをすると、プリンタドライバーで指定した用紙サイズで印刷されます。トレイにセットした用紙サイズをプリンタの操作パネルで設定する必要がありませんので便利です。
- 手差しトレイに用紙を縦長におく場合は、「初期設定」タブの「用紙を縦に置いて印刷する」にチェックをしてください。なお、「手差しトレイ選択時、用紙サイズと用紙種類を変更して印刷する」にチェックをしないと設定できませんのでご注意ください。
<センタリングに関して>
- 「センタリング」-「描画範囲」としても正常にセンタリングされない場合がありますのでご注意ください。
<スタンプ/日付に関して>
- 「スタンプ」と「日付と時刻」を同じ位置に設定すると、重なって印刷されますのでご注意下さい。
- ドライバーでスタンプ/日付を設定しEMFスプールで印刷時、連続で印刷を行うと、スタンプが設定どおり印刷されない場合があります。その場合はRAWスプールに設定して印刷して下さい。
- スタンプ/日付の「フォント」-「プリンタフォントを使用する」は、「印刷品質」タブの「フォント選択」の設定に依存します。スタンプ/日付で「プリンタフォントを使用する」を選択し、「フォント選択」で「全てイメージ」を選択した場合、スタンプ/日付は「ゴシックB」で印字されます。
<ペン設定に関して>
- ペン設定はアプリケーションから指定される色値が、ドライバー上で選択されている色に近い場合に、ドライバー上で指定したペン幅、ペン濃度、ペン色のペンとして置換されます。画面色を作成している場合は、作成した色を設定したペンの指定に優先的に置換されます。ドライバーが認識できない色に関してはすべて黒ペンで置換されます。ただし、ペン設定で黒ペンが設定されていない場合は、ペン番号1番のペンに置換されます。
- データを印刷すると、ベタ黒で塗りつぶされて画面どおりに印刷されない場合があります。その場合には、ペン設定のペン濃度を「指定なし」に設定してください。
- ペン設定の「ペン色」赤で印刷する場合には、ペン幅が0.10mm以上である必要があります。この時、ドライバーのペン幅指定が「指定なし」の場合はアプリケーション上の線幅が0.10mm以上である必要がありますのでご注意ください。
- ペン設定の「ペン色」赤で印刷する場合、ペン幅を0.20mm未満に指定すると、線がかすれる場合がありますのでご注意ください。
<文字色の設定に関して>
- 文字をプリンタフォントで印刷するときの方法を選択します。「文字を黒で印刷」または「文字を濃度100%で印刷」 により文字を網掛け処理せずに印刷します。ただし、アプリケーションによっては有効にならないものがあります。
- 「ペン設定」タブで、ペン色が黒に設定されている場合は黒のベタ、赤に設定されている場合は赤のベタで印刷されます。
<線属性の設定に関して>
- 線属性の設定はペン幅0.35mmより太い線幅から有効になりますのでご注意ください。
- アプリケーションによっては線属性の設定が有効にならない場合があります。
- ペン幅を太くして線属性の設定を行った場合、線属性の指定によっては指定通りに印刷されない場合があります。
- ドライバーで線属性の設定を行っていない場合、解像度によって終端部・接合部の印刷結果が異なる場合があります。その場合は、ドライバーで線属性を設定して下さい。
<線種の設定に関して>
- 線種の設定を行った場合、アプリケーションによっては線種の設定が有効にならない場合があります。
- 「端点補正を行う」にチェックをした場合、図形の形、大きさ、長さに合わせて線種パターンの長さを調整するため、同じ線種で描画された図形であってもパターンの長さがそれぞれ異なる場合があります。その場合には、「端点補正を行う」にチェックをしないでください。
- 「端点補正を行う」にチェックをした場合、実線以外の線で描画された図形が正しい線種で印刷されない場合があります。その場合には、「端点補正を行う」にチェックをしないでください。
<イメージデータの印刷に関して>
- イメージデータが正常に印刷されない場合や印刷に時間がかかる場合は、「印刷品質」タブの「イメージデータの設定」ボタンを押し、「全てをイメージデータに変換して印刷」にチェックをしてください。ただし、「全てをイメージデータに変換して印刷」にチェックをした場合には、「縮尺補正」、「ペン設定」、「フォント設定」、「線属性の設定」、「線種の設定」、「ディザリング」、「イメージデータの設定」ダイアログの「イメージ印刷方式」「イメージデータのグレー処理」は無効になりますのでご注意ください。
- 「全てをイメージデータに変換して印刷」かつ「ドライバーでグレー処理」を選択して印刷した場合、イメージデータが正常に印刷されないことがあります。その場合には「OSでグレー処理」を選択してください。但し、「ドライバーでグレー処理」と「OSでグレー処理」では印刷結果が異なります。
- 「全てをイメージデータに変換して印刷」かつ「OSでグレー処理」を選択して印刷時、正常に印刷されない場合があります。その場合はチェックをはずして印刷してください。
- イメージデータを赤で印刷する場合は、「イメージデータの設定」ダイアログの「イメージデータを赤で印刷する」 にチェックをつけてください。ただし、フォントの選択を「全てイメージ」とした場合でも、この設定は有効となりませんので、ご注意下さい。
<アプリケーションでの制限・注意事項>
「AutoCAD」
- 印刷可能領域が実際のプリンタ印刷可能領域より若干小さく設定されます。
- 印刷する際には必ず「ファイル」-「ページ設定」をご確認ください。このページ設定の内容が正しく設定されていないと正常に印刷されない場合がありますのでご注意ください。
- ドライバーの印刷方向は、「ファイル」-「印刷」-「印刷設定」-「図面の方向」の設定とリンクされます。ドライバーの印刷方向を「横」としても「縦」としてもアプリケーション上の「図面の方向」の用紙に対するデータの向きは変わりません。
- ドライバー側の「印刷方向」とアプリケーション側の「図面の方向」設定を合わせてご使用ください。設定が合っていないと印刷データが抜けたり、意図した印刷結果にならない場合があります。
- 印刷部数は、「ファイル」-「印刷」-「印刷デバイス」-「出力範囲」-「印刷部数」の設定が有効となります。ドライバーの印刷部数設定は無効となりますのでご注意ください。
- アプリケーション上で線幅指定されたデータにはドライバーの線幅、線種、線属性の設定が有効にならない場合がありますのでご注意ください。
- フォントデータは、「ファイル」-「印刷」-「印刷デバイス」-「プロパティ」-「プロッタ環境設定エディタ」内の「グラフィックス」の「TrueType文字」の設定によって印刷結果が異なる場合があります。「グラフィックスとして」とするとドライバーの「フォント」設定は有効になりません。「文字として」と設定するとドライバの「フォント」設定が有効になります。また「文字として」としてもAutoCADフォント(拡張子SHX)ではドライバーの「フォント」設定は有効になりませんのでご注意ください。
- イメージ貼りつけデータは正常に印刷されない場合がありますのでご注意ください。
- AutoCADの印刷ダイアログ上で、大量部数印刷(99部以上)指定をすると正常に印刷されません。大量部数印刷を行う場合は98部指定までとしてください。
「図脳RAPID」
- アプリケーション側で線幅を設定した場合、部分的に線幅が細くなったり、フォントの設定が効かなくなることがあります。その場合は、「ファイル」メニューの「すべて印刷」を選択して出力をしてください。
- 図脳フォント以外のフォントを使用して印刷する場合、文字と引出線の位置がずれたり、斜体字の傾きがきつくなる場合があります。その場合は、図脳フォントをご使用いただくか、ドライバーの設定で「フォント選択」での「全てイメージ」を選択して印刷してください。
- 図脳フォント以外のフォントを使用して印刷する場合、ある角度以上の傾きを持っている文字や高さと幅の比率が異なる文字については、ドライバーのフォント設定や文字色設定やペン幅の設定が有効にならない場合がありますのでご注意ください。
- 図面を印刷する場合には、ドライバー側の「印刷方向」とアプリケーション側の「用紙方向」の設定を合わせてご使用ください。設定が合っていないと印刷結果がずれたり、意図した印刷結果にならない場合があります。
- 図脳RAPIDの「ペイント」で塗りつぶされたデータを印刷すると白スジが出力される場合があります。この場合にはペン幅を太くするか、図脳RAPIDの「塗り図形」で塗りつぶしを行ってください。
- 図脳RAPIDの「塗り図形」で塗りつぶされたデータを印刷すると塗り潰し部分と枠の部分の色が異なる場合があります。
- イメージデータを印刷する場合に、図面サイズが大きいとメモリ不足のためにイメージデータが印刷されないことがあります。このような場合にはRAPIDの図面情報でデータサイズ(用紙サイズ)を小さくしてください。
- ドライバーでペン幅設定を行っても有効にならない場合があります。その場合には図脳RAPID上で線幅を設定するようにしてください。
- 図面の大きさが用紙サイズいっぱいである場合、図面の上辺、右辺付近が印刷されない場合があります。その場合には、ドライバーの設定で「ハードクリップ」の「用紙サイズ」を選択して印刷してください。それでも印刷されない場合には、図脳RAPIDの図面情報で縮尺を調整してください。
「VectorWorks」
- VectorWorksで塗り潰されたデータを印刷すると塗り潰し部分と枠の部分の色が異なる場合があります。
- イメージデータを印刷する場合に、図面サイズが大きいとメモリ不足のためにイメージデータが印刷されないことがあります。このような場合にはVectorWorksの「画面」-「用紙の大きさ」/「縮尺」でデータサイズ(用紙サイズ)を小さくしてください。
- VectorWorksからの印刷時、データによってはフォントが重なってしまう場合があります。このような場合は、VectorWorksの「ファイル」-「用紙設定」を行なってから印刷してください。
- ドライバーの「解像度」や「イメージ品質」によってVectorWorksから印刷可能な不定形サイズが以下の通り異なります。ただし、上記の<不定形サイズで印刷に関して>と合わせてご注意ください。
600dpiの場合:1387mm×1387mm以下
400dpiの場合:2080mm×2080mm以下
300dpiの場合:2774mm×2774mm以下
200dpiの場合:4160mm×4160mm以下
MS、Microsoft、Windows、Windows NTは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。Intel486 は、Intel Corporation の商標です。
上記のソフトウエアアプリケーションは各ソフトウエア会社の登録商標です。
その他、記載されている社名や製品名は,各社の登録商標もしくは商標です。