コンピューターから取込む
コンピューターのアプリケーションソフトウェアを通じて本機を操作して、読込んだ原稿データを取込みます。取込んだ原稿データは編集したり、そのままコンピューターに保存したりできます。ここでは、Windows 7とアプリケーションソフトウェア[Windows FAXとスキャン]を使って説明します。
スタートメニューから[すべてのプログラム]-[Windows FAXとスキャン]をクリックします。

[新しいスキャン]をクリックします。
[新しいスキャン]ウィンドウが表示されます。
読込む原稿に合わせて、以下の各項目を任意で設定します。

設定 | 説明 |
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[スキャナー] | 本機のスキャナー名を表示します。 他のスキャナーに切換えたいときは、[変更]をクリックします。 |
[プロファイル] | 本機にセットする原稿に合わせて、プロファイルを選びます。 - [ドキュメント]:文字が多い原稿を読込むときに選びます。
- [最後に使用された設定]:前回読込んだ時の設定値を使って読込むときに選びます。
- [プロファイルの追加]:上記の選択肢以外に新たなプロファイルを作成して、選択肢を追加するときに選びます。[プロファイルの追加]を選ぶと、[新しいプロファイルの追加]ウィンドウを表示します。
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[スキャナーの種類] | 原稿をセットする場所を選びます。 - [フラットベッド]:原稿を原稿ガラスにセットするときに選びます。[フラットベッド]を選ぶと、読込み機能である[プレビュー]を使用できます。
- [フィーダー]:原稿をADFにセットするときに選びます。
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[用紙サイズ] | [スキャナーの種類]で[フィーダー]を選ぶと[自動検出ページサイズ]がはたらき、ADFにセットした原稿サイズを自動で検出します。ADFにセットした原稿のサイズを自動で検出せず、常に同じサイズで読込みたいときは、任意のサイズを選びます。 |
[色の形式] | 原稿を読込むカラーモードを、[カラー]または[グレースケール]から選びます。原稿の色に関わらず、選んだカラーモードで読込みます。 |
[ファイルの種類] | 保存するファイル形式を選びます。 - [BMP]:Windowsに付属のソフト「ペイント」で採用する画像ファイルの保存形式です。保存するデータの圧縮機能を持たないため、JPEGやPNG等にくらべ、ファイルサイズは大きくなります。
- [JPG]:デジタルカメラでよく使われているファイルの保存形式で、写真の保存に適したファイル形式です。JPEG は、1つのファイルに複数ページを保存できません。
- [PNG]:ファイル生成時に圧縮しても品質が劣化しない、画像ファイルの保存形式です。古いWebブラウザーでは、表示できないものもあるので、注意が必要です。
- [TIF]:汎用度の高い画像形式の1つです。TIFF は、1つのファイルに複数ページを持てるマルチページに対応しています。
- [XPS]:Windows Vista から採用されたファイル形式です。
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[解像度(DPI)] | 原稿を読込むときの解像度を指定します。 |
[明るさ] | 原稿を読込むときの明るさを指定します。 明るさのレベルは、スライダーをドラッグするか、数値で指定します。 |
[コントラスト] | 原稿を読込むときのコントラストを指定します。 コントラストのレベルは、スライダーをドラッグするか、数値で指定します。 |
[スキャン]をクリックします。
- [スキャナーの種類]で[フラットベッド]を選んだときは、ファイルとして保存する前に[プレビュー]をクリックして、読込んだ原稿の画像を確認できます。
必要に応じて、表示された画像をトリミングしたり、[明るさ]や[コントラスト]、[解像度(DPI)]などを変更します。読込んだ原稿を確認したら、[スキャン]をクリックします。
原稿が読込まれ、[Windows FAXとスキャン]のアプリケーションウィンドウに表示されます。