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ファクスサーバーと連携する

概要

ファクスサーバーをお使いの場合に、アプリケーションの登録と、アプリケーションを使うためのサーバーの設定ができます。

E-mail形式で通信するファクスサーバーをお使いの場合は、送信先の番号にPrefixとSuffixを自動的に付加するように設定できます。

参考
  • 本機の操作パネルから、登録したアプリケーションの表示や操作が行えます。ただし、次の条件を満たす必要があります。
  • オプションのFAXキット が装着されていない
  • インターネットファクス機能が無効である

アプリケーションを登録する

アプリケーションの登録と、アプリケーションを使うためのサーバーの設定をします。

  • オプションのFAXキット を装着している場合は設定できません。
  1. 管理者モードの[宛先登録]-[アプリケーション登録]で、アプリケーションを登録したい場所を選び、[登録/編集]をクリックします。
  2. [テンプレートを使用する]を選び、使うテンプレートを選びます。
    • テンプレートを使わない場合は、[テンプレートを使用しない]を選びます。
    • 本機で使えるテンプレートについて詳しくは、こちらをごらんください。
  3. [次へ]をクリックします。
  4. アプリケーションの登録とサーバーの設定をして、[次へ]をクリックします。
    設定説明
    [アプリケーション設定]
    登録するアプリケーションの設定をします。
    [アプリケーション名]
    アプリケーションの名前を入力します(半角16文字/全角8文字以内)。
    [サーバー設定]
    アプリケーションを使うためのサーバーの設定をします。
    [ホストアドレス]
    アプリケーションを使うサーバーの、ホストアドレスを入力します(半角15文字以内、記号は.のみ使用可能)。
    [ファイルパス]
    送信先のファイルパスを入力します(半角96文字以内)。
    [ユーザーID]
    サーバーにログインするための、ユーザーIDを入力します(半角47文字以内)。
    [パスワード]
    [ユーザーID]で入力したユーザー名のパスワードを入力します(半角31文字以内)。
    [anonymous]
    宛先のサーバーで認証が不要なときは、[ON]を選びます。
    [PASVモード]
    お使いの環境でPASVモードを利用しているときは、[ON]を選びます。
    [プロキシ]
    お使いの環境でプロキシサーバーを利用しているときは、[ON]を選びます。
    [ポート番号]
    必要に応じて、ポート番号を変更します。
    通常はそのままお使いいただけます。
  5. 設定したい拡張項目を選び、[編集]をクリックします。
  6. 選んだ拡張項目の[機能設定]画面で、次の設定をします。
    設定説明
    [ボタン名]
    ボタンの名前を入力します(半角16文字/全角8文字以内)。
    [機能名]
    機能名を選びます。
    [パネル上の表示]
    タッチパネルに表示する名前を入力します(半角32文字/全角16文字以内)。
    [表示方法]
    タッチパネルでの表示方法を選びます。
    [初期値]
    初期値を入力します。入力できる文字数は、[機能名]で選んだ機能によって異なります。
    初期値を隠したい場合は、[****表示する]にチェックをつけます。
    [キーボードタイプ]
    タッチパネルに表示するときのキーボードタイプを選びます。
    [オプション設定]
    [機能名]で選んだ機能に応じて、オプション設定をします。
  7. [OK]をクリックします。

アプリケーション設定テンプレート

Web Connectionでは、次のようなテンプレートが用意されています。テンプレートには、アプリケーションごとに異なる拡張項目が、あらかじめ設定されています。

[WalkUp Fax]

[No.][ボタン名][機能名][キーボードタイプ][初期値][オプション設定]
1
[Sender Name (CS)]
[Name]
[ASCII]
[Walkup]
2
[Fax Number (CS)]
[PersonalFaxNumber]
[ASCII]
3
[TEL Number (CS)]
[PersonalVoiceNumber]
[ASCII]
4
[Subject]
[Subject]
[ASCII]
5
[Billing Code 1]
[BillingCode1]
[ASCII]
6
[Billing Code 2]
[BillingCode2]
[ASCII]

[Fax with Account]

[No.][ボタン名][機能名][キーボードタイプ][初期値][オプション設定]
1
[User ID]
[ID]
[ASCII]
[Walkup]
2
[Sender Name (CS)]
[Name]
[ASCII]
3
[Password]
[Password]
[ASCII]
4
[Password Auth#]
[Authentication]
[なし]
5
[Subject]
[Subject]
[ASCII]
6
[Billing Code 1]
[BillingCode1]
[ASCII]
7
[Billing Code 2]
[BillingCode2]
[ASCII]
8
[CoverSheet Type]
[CoverSheet]
9
[Hold For Preview]
[HoldForPreview]
[いいえ]

[Secure Docs]

[No.][ボタン名][機能名][キーボードタイプ][初期値][オプション設定]
1
[User ID]
[ID]
[ASCII]
[Walkup]
2
[Password]
[Password]
[ASCII]
3
[Password Auth#]
[Authentication]
[なし]
4
[Delivery Method]
[Delivery]
[保護あり]
5
[Subject]
[Subject]
[ASCII]
6
[Billing Code 1]
[BillingCode1]
[ASCII]
7
[Billing Code 2]
[BillingCode2]
[ASCII]
8
[CoverSheet Type]
[CoverSheet]
9
[Document PW]
[DocumentPassword]
[ASCII]

[Certified Delivery]

[No.][ボタン名][機能名][キーボードタイプ][初期値][オプション設定]
1
[User ID]
[ID]
[ASCII]
[Walkup]
2
[Password]
[Password]
[ASCII]
3
[Password Auth#]
[Authentication]
[なし]
4
[Delivery Method]
[Delivery]
[認証あり]
5
[Subject]
[Subject]
[ASCII]
6
[Billing Code 1]
[BillingCode1]
[ASCII]
7
[Billing Code 2]
[BillingCode2]
[ASCII]
8
[CoverSheet Type]
[CoverSheet]
9
[Document PW]
[DocumentPassword]
[ASCII]

E-mail形式で通信するファクスサーバーと連携する

E-mail形式で通信するファクスサーバーを使う場合は、送信先の番号に、接頭辞(Prefix)と接尾辞(Suffix)を自動的に付加できます。

管理者モードの[環境設定]-[システム連携設定]で、次の設定をします。

設定説明
[Prefix/Suffix自動設定]
送信先の番号にPrefixとSuffixを、自動的に付加するかどうかを選びます。
[する]を選ぶと、管理者モードの[宛先登録]-[Prefix/Suffix]で、登録No.1に設定された文字を自動的に付加します。
初期値は[しない]です。
[Prefix/Suffix自動設定]を[する]に設定すると、次の制限がかかります。
  • 管理者モードの[ファクス設定]を設定できません([宛先確認表示機能]、[宛先2度入力機能(送信)]、[宛先2度入力機能(登録)]、[PC-FAX送信許可設定]を除く)。
  • 管理者モードの[宛先登録]-[アプリケーション登録]を設定できません。
  • 掲示板ボックス、ポーリング送信ボックス、強制メモリー受信ボックス、再送信ボックスを使えません。
  • 掲示板ボックス、中継ボックスを登録できません。
  • 親展受信ができません。
  • [オフフック]キーを使えません。
  • ファクス送信のオプション設定の[ファクス設定]、[ファクス発信元設定]は設定できません。
  • ネットワークファクス機能を使えません。
  • ファクスの送信先を短縮宛先に登録するとき、[トーン]、[ポーズ]、[-]、[回線設定]を指定できません。
  • 通信管理レポート、送信管理レポート、受信管理レポートを印刷できません。
  • ジョブの履歴には、PrefixとSuffixを除いた番号を表示します。
  • 送信ジョブの種類は、E-mailとして扱われます。
  • カウンターの、ファクス送信枚数は更新されません。