クラウドの認証サービス(IdP)を使って、ICカードを認証できます。
ICカードをかざすだけでIdP認証を行うことができるため、ユーザーの利便性を損なうことなく、セキュリティーを強化できます。
認証カードを使ってIdP認証を行うには、次の手順で設定してください。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[セキュリティー]-[ユーザー操作禁止設定]で、[生体/ICカード情報登録]をオンにします(初期値:オフ)。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[認証方式]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[IdP認証設定] | クラウドの認証サービス(IdP)を使ってユーザー認証する場合は、オンにします(初期値:オフ)。 |
[ICカード使用設定] | ICカードでIdP認証を使う場合は、[IdP認証のみ]を選びます(初期値:[IdP認証以外])。 [IdP認証のみ]に設定すると、[ユーザー認証/部門管理]-[ユーザー認証設定]-[IdP認証ユーザー設定]の[認証情報の一時保存]がオンに、[ユーザー情報の上書き]が[禁止]に設定されます。 |
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[ユーザー認証設定]-[IdP認証ユーザー設定]で、次の設定をします。
設定 | 説明 |
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[ICカード認証設定] | ICカードによるIdP認証を使って、本機にログインするユーザーを認証するための設定をします。
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IdP認証で使うICカード情報を登録します。ICカード情報は、ユーザー自身でも登録できます。
ICカードをICカード認証装置にかざします。
カード未登録のメッセージが表示されたら、[OK]をタップします。
認証に使用するクラウドサービスを選択します。
認証画面でパスワードなどの資格情報を入力して、ログインします。
カード登録成功のメッセージが表示されたら、[OK]をタップします。
IdPによって認証したユーザーの認証情報に登録されているICカード情報を削除します。
Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[ユーザー認証設定]-[IdP認証ユーザー情報]で、[編集]をクリックします。
[IdP認証ユーザー情報]画面で、[認証情報登録]-[ICカード認証登録]に[登録済み]と表示されていることを確認して、[削除]をクリックします。