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認証カードを使ってIdP認証を行う

設定の流れ

クラウドの認証サービス(IdP)を使って、ICカードを認証できます。

ICカードをかざすだけでIdP認証を行うことができるため、ユーザーの利便性を損なうことなく、セキュリティーを強化できます。

認証カードを使ってIdP認証を行うには、次の手順で設定してください。

  1. 本機でICカード認証装置を使えるようにする(こちら

  2. ICカードを使ってIdP認証を行うための設定をする(こちら

  3. IdP認証ユーザーのICカード情報を登録する(こちら

ICカードを使ってIdP認証を行うための設定をする

  1. Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[セキュリティー]-[ユーザー操作禁止設定]で、[生体/ICカード情報登録]をオンにします(初期値:オフ)。

  2. Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[認証方式]で、次の設定をします。

    設定

    説明

    [IdP認証設定]

    クラウドの認証サービス(IdP)を使ってユーザー認証する場合は、オンにします(初期値:オフ)。

    [ICカード使用設定]

    ICカードでIdP認証を使う場合は、[IdP認証のみ]を選びます(初期値:[IdP認証以外])。

    [IdP認証のみ]に設定すると、[ユーザー認証/部門管理]-[ユーザー認証設定]-[IdP認証ユーザー設定]の[認証情報の一時保存]がオンに、[ユーザー情報の上書き]が[禁止]に設定されます。

  3. Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[ユーザー認証設定]-[IdP認証ユーザー設定]で、次の設定をします。

    設定

    説明

    [ICカード認証設定]

    ICカードによるIdP認証を使って、本機にログインするユーザーを認証するための設定をします。

    • [有効期限]:本機に保存したICカード認証の資格情報の有効期限を指定します(初期値:[90]日)。

IdP認証ユーザーのICカード情報を登録する

IdP認証で使うICカード情報を登録します。ICカード情報は、ユーザー自身でも登録できます。

  1. ICカードをICカード認証装置にかざします。

  2. カード未登録のメッセージが表示されたら、[OK]をタップします。

  3. 認証に使用するクラウドサービスを選択します。

  4. 認証画面でパスワードなどの資格情報を入力して、ログインします。

  5. カード登録成功のメッセージが表示されたら、[OK]をタップします。

IdP認証ユーザーのICカード情報を削除する

IdPによって認証したユーザーの認証情報に登録されているICカード情報を削除します。

  1. Web Connectionの管理者モード(または本機の[設定メニュー]-[管理者])の[ユーザー認証/部門管理]-[ユーザー認証設定]-[IdP認証ユーザー情報]で、[編集]をクリックします。

  2. [IdP認証ユーザー情報]画面で、[認証情報登録]-[ICカード認証登録]に[登録済み]と表示されていることを確認して、[削除]をクリックします。