コニカミノルタ

コニカミノルタについて

研究開発/デザイン

コニカミノルタについて

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材料分野

電子写真用有機感光体

常に時代のニーズに応え続ける、進化するコア技術

感光体とは、いわゆるコピー機の主要部品のひとつで、光情報を紙の画像へと変換する役割を担っています。電子写真有機感光体技術は、コニカミノルタがコア技術のひとつとして長年にわたって研究開発を進めている技術であり、常に時代のニーズに応え続けてきた分野でもあります。ここではコニカミノルタの電子写真有機感光体技術のベースとなっている高感度を実現した技術と、近年の課題に対応すべく、耐久性を向上させた技術をご紹介します。

有機半導体材料技術によって進化する感度と耐久性

Y型チタニルフタロシアニンの開発

無機感光体に比べて、コスト面や安全面で優れる有機感光体を採用したコピー機、その普及初期段階の課題は何と言っても感度の向上でした。そんな中、コニカミノルタは1990年、材料技術によって感度を大きく進化させる回答を見つけ出しました。
当時、チタニルフタロシアニンを感光体の電荷発生材料に用いることはすでに各社で検討されていましたが、コニカミノルタは光電変換効率を高める重要な因子となっているチタニルフタロシアニンの結晶中の分子配列を検討し、Y型結晶を見出すことに成功しました。これによって、感度が飛躍的に向上し、現在の有機感光体のベースが完成しました。

超高耐久感光体の開発

その後も有機感光体へのニーズは広がり続け、特に耐久性が追及されるようになりました。中でも有機物の本質的な問題である機械的強度の研究が盛んになり、コニカミノルタは1999年に再度材料技術によって、この問題に対する飛躍的な改善策をもたらしています。
まず、感光体の表面保護層として高い機械強度を持つシロキサン樹脂を採用しました。しかし、シロキサン樹脂は絶縁体であり電荷輸送機能を加えることが必要になるため、シロキサン樹脂と相容性が良好で薄膜を形成するのに適した有機電荷輸送材料を新規に合成開発することで、高感度と100万コピーの耐久性を併せ持った有機感光体を実現しました。


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