コニカミノルタについて
現在フラットパネルディスプレイに幅広く使用されている液晶ディスプレイ(LCD)は、CRTディスプレイやPDPより薄型・軽量ですが、非発光型であるためバックライトが別途必要です。これと比較して自己発光型の有機ELディスプレイは、LCDよりもさらに薄型化・軽量化が可能で、消費電力が少なく、視認性が高いという特徴があります。
| 厚さ (薄い) |
重量 (軽い) |
エネルギー (低消費電力) |
動画適性 | 寿命 (長い) |
大型化 | 主要部品点数 (少ない) |
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 有機EL | 潜在能力 | ○ | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 現状 | ○ | △~○ | △ | ○ | × | × | ○ | |
| 液晶 | 潜在能力 | ○ | ○ | ○ | △~○ | ○ | ○ | △ |
| 現状 | △ | △ | △ | △ | ○ | △ | × | |
コニカミノルタでは、感光材料開発や色素開発で培われてきた素材の分子設計、精密有機合成技術を駆使し、次世代技術として注目されている有機ELの材料開発に取り組んでいます。
有機EL材料では「蛍光発光タイプ」がすでに製品化されていますが、効率面では「リン光発光タイプ」が圧倒的に優位であり次世代材料として期待されています。コニカミノルタは、「リン光発光タイプ」に注目し、中でも原理的に困難とされてきた青色発光材料に取り組んできました。その中で、従来より短波長の発光ホスト材料を考案することで、より発光効率の高い有機EL素子を開発しました。新開発の材料であるCDBPは、化学構造的には従来の発光ホスト材料であるCBPにメチル基を入れただけの単純な構造変化ですが、その電子状態は大きく変化すると予測され、リン光波長も50nm程短波長化しています。
開発中の一連の材料は、青色だけでなく緑色および赤色発光にも原理上適用が可能であることが確認されています。

