コニカミノルタについて
印刷技術のデジタル化にともない、スピーディな色校正の作成や遠隔での出力が可能になるため、デジタルカラープルーフ(コンピュータ上で作成したカラーデータを出力し、色校正を作る機器)の発展には大きな注目が集まっています。コニカミノルタは銀塩感材で培ってきた材料技術の先進性を駆使し、従来のデジタルカラープルーフで望まれていたふたつのメリットを兼ね備えた色材の開発に成功しています。
![[ベタ保持機能] スミ文字、各色版ベタを忠実に再現](img/01_img004.gif)
![[単色にごり除去機能] CMYK各単色に他の色を混ぜる/混ぜないの選択](img/01_img005.gif)

従来のデジタルカラープルーフ市場には、インクジェットプリンタやハイエンドDDCPが普及しつつありましたが、前者は本紙(最終的に量産される印刷物)にある網点品質の確認が不可能、後者は高品質であるもののランニングコストが高く生産性に欠けるという問題点がありました。
この課題に対してコニカミノルタは、すでに市場で高い評価を受けていたアナログカラープルーフの銀塩感材をベースに開発することで活路を見出しました。銀塩感材メーカーとして世界を牽引してきたコニカミノルタのノウハウは、もちろんアナログカラープルーフ登場以前からも綿々と受け継がれてきたものですが、その一部である分子設計技術と色材合成技術が、このデジタルカラープルーフ用色材の開発に大いに役立てられました。
と言うのも、デジタルカラープルーフは印刷インクと同様の色再現が求められるため、通常の写真ペーパー用カプラーでは色がまったく合わず、専用の発色カプラーを開発する必要がありました。コニカミノルタは、これまでに合成してきた写真用カプラーのデータベースを駆使し、シアン、マゼンダ、イエロー、それぞれのカプラーを一から合成。印刷インクに近似した色特性を持つカプラーを開発することで、高品質な網点と低コストを同時に実現しました。