コニカミノルタ

コニカミノルタについて

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インクジェットテキスタイルプリンターで中国市場に本格参入
~デジタル化が進む成長市場に高生産性・高品質と環境負荷低減を両立した最上位機種を導入~

2014年6月4日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下 コニカミノルタ)は、デジタル化が急速に進む中国のテキスタイルプリント市場に本格参入いたします。これに向けて、6月に上海で開催される国際展示会において、高品質・高生産性と環境負荷低減を両立したインクジェットテキスタイルプリンターの最上位機種「ナッセンジャー PRO1000」を中国では初出展いたします。さらに、この夏、上海にテキスタイル向けインクジェットプリンター事業の拠点を設立し、中国展開を積極的に推進してまいります。

世界のテキスタイル捺染市場の約3割を占める中国では、デジタル化が急速に進みつつあります。その背景には、従来のアナログ捺染では表現の難しい、高精細な絵柄を高品質に、かつ多品種・少量で生産したいアパレル業界のニーズにインクジェット技術が対応していることが挙げられます。これまでイタリアを中心にインクジェットプリントの普及が進みましたが、最近では短期間に商品を入れ替えるファストファッションメーカーもインクジェットプリントを積極的に展開しています。

また、中国における環境規制の強化に対応して、水の使用や排水などにも配慮する必要があり、アナログ捺染に比較して水の使用量を大きく低減したインクジェットテキスタイルプリンターが採用されるようになりました。

「ITMA ASIA + CITME 2014」コニカミノルタブース(イメージ)
「ITMA ASIA + CITME 2014」
コニカミノルタブース(イメージ)

コニカミノルタは、欧州のデジタル捺染市場でトップクラスの位置を占める一方、成長する中国市場での展開を視野に入れて、これまでに、サンプルから小ロット生産をターゲットとした普及モデル「ナッセンジャー PRO60」や中速生産モデル「ナッセンジャー PRO120」を導入してまいりました。今後は、中国でも本格的な量産対応が可能な高生産性・高品質と環境性能を両立した上位機種へのニーズが高まるとの認識のもと、独自の高精細・高信頼性インクジェットヘッドを搭載し、スキャンタイプで世界最高速のフラッグシップ機「ナッセンジャー PRO1000」を導入し、フルラインナップの品ぞろえでテキスタイル向けインクジェットプリンター事業を中国で加速いたします。

ナッセンジャー PRO1000
ナッセンジャー PRO1000

その一歩として、上海で開催されるアジア最大級の国際繊維機械展示会「ITMA ASIA + CITME 2014」(6月16~20日)に「ナッセンジャー PRO1000」を出展いたします。これは、中国の展示会における当機の初出展となり、会場でのデモにより、高いプリント品質と高生産性をお客さまに訴求いたします。

さらに、今年7月を目途に上海にインクジェットテキスタイルプリンター事業の拠点を設置いたします。拠点には販売とアフターサービスのスタッフを置き、高品質かつ迅速なサービスの提供を通じて顧客満足度向上を図るとともに、本拠点を中国展開の足がかりとして同事業を積極的に推進してまいります。

お客さまへの約束「Giving Shape to Ideas」とともに、コニカミノルタは、独自のコア技術の融合から生まれる製品・サービスの提供を通じて、お客さまがめざす革新的な「ものづくり」の実現に貢献してまいります。

2014年6月4日現在(コニカミノルタ調べ)

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