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平成25年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞
~グローバルに「グリーンファクトリー認定制度」を展開し、CO2 排出量削減を推進~

2013年12月2日

コニカミノルタ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:松﨑 正年、以下 コニカミノルタ)とその生産子会社は、独自の「グリーンファクトリー認定制度」によるグループを挙げた地球温暖化防止の推進が評価され、環境省主催の平成25年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(対策活動実践・普及部門)を受賞しました。

地球温暖化防止活動環境大臣表彰は、環境省が平成10年度から地球温暖化対策を推進する活動の一環として、毎年、地球温暖化防止月間である12月に、地球温暖化防止に顕著な功績のあった団体または個人に対し、その功績をたたえて表彰を行うものです。なお、表彰式は12月4日(水)13:00より東京都千代田区のKKRホテル東京にて開催されます。

コニカミノルタは、2009年に、2050年をターゲットとする長期環境ビジョン「エコビジョン2050」を策定し、「2050年に2005年比で製品ライフサイクルでのCO2 排出量80%削減」という目標を設定しました。「エコビジョン2050」の実現に向けたアクションプラン「中期環境計画2015」で設定した2015年度の目標達成に向けて、グローバルに展開している"3つのグリーン活動"のひとつが、生産拠点の環境活動を総合的に評価する「グリーンファクトリー認定制度」です。

2010年から運用を開始した「グリーンファクトリー認定制度」では、事業ごとの生産戦略に沿った活動を展開することで、環境負荷低減とコストダウンの推進を目的としています。2015年度のあるべき姿を基準とした「レベル2」と、そのマイルストーンとしての2011年度の姿「レベル1」を設定し、生産拠点が各レベルを達成するごとに「グリーンファクトリー」として認定しています※1

地球温暖化防止に関しては、基準年である2005年度比でCO2 排出量(生産原単位※2 )を「レベル1」で12%削減、「レベル2」で20%削減を認定基準としています※3 。このような高いレベルのCO2 排出量削減を実現するために、コニカミノルタの省エネ施策のノウハウを結集した約150項目に及ぶガイドラインを策定して活動の質的向上を図っています。また、「省エネサポートプログラム」を展開し、工場・生産設備設計やエネルギー管理の専門スタッフが国内外の生産拠点に赴いて、エネルギー管理状況から、空調やボイラーなどのユーティリティ設備や生産設備の状況、設備システムの仕様までを検証し、各生産拠点に適した施策を提案して、施策の実践に役立てています。コニカミノルタの強みとして、社内に省エネの専門家集団を保有し、多様な事業領域を横断して高い知見を浸透しています。

これらの取り組みの結果、2011年度末までにワールドワイドに全ての生産拠点が「レベル1」を、2012年度には5拠点(日本3、中国2)が「レベル2」を達成しました。また、2012年度には、基準年の2005年度に対して約10万トンのCO2 排出量削減効果※4 を実現しています。

今後、全生産拠点での「レベル2」達成に向けて活動を推進する一方、「レベル2」を達成した拠点も手を緩めることなくさらなるCO2 排出量削減に取り組んでいきます。

コニカミノルタは、コミュニケーションメッセージ「Giving Shape to Ideas:革新はあなたのために。」のもと、製品開発から生産、物流、販売・サービス、さらには回収・リサイクルにいたる事業プロセスの各段階で環境革新を創出し、グローバルに社会の要請に応える製品・サービスを提供するとともに、地球環境保護に貢献してまいります。

※1
複数の所在地で同一の生産活動に携わる組織は、一つの拠点(事業ユニット)として認定している。
※2
生産高あるいは生産量当たりの環境負荷量。
※3
基本的に2005年度を基準年とし、工場の特性に合わせた基準を個別に設定。
※4
基準年の2005年度から実施した省エネ施策による2012年度のCO2 削減効果。

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