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高彩度トナーを採用し、RGBデータ出力時の自然な色再現を実現した
デジタル印刷システム「bizhub PRESS C70hc」 新発売

2011年11月21日

コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:山名 昌衛、以下コニカミノルタ)は、コニカミノルタ独自開発の『高彩度トナー』を採用し、RGBの色空間(sRGB)に近い色再現を実現しつつ、CMYK色領域の再現性を向上させたデジタル印刷システム「 bizhub PRESS(ビズハブ プレス) C70hc 」を12月1日より発売致します。

商品名 bizhub PRESS C70hc
標準価格(税別) 6,400,000円
搬入設置料金(税別) 60,000円
発売日 2011年12月1日

出力原稿にデジタルカメラの撮影画像やコンピュータグラフィックス(CG)などのRGBデータが多用される中で、印刷現場では従来のCMYKベースに加えRGBをベースとしたワークフローへの対応要望が顕在化しています。

今回発売致します「bizhub PRESS C70hc」は、コニカミノルタ独自開発の『高彩度トナー』を採用し、鮮やかな色彩の出力が可能な商業印刷分野及び企業内印刷分野向けのデジタル印刷システムです。

この『高彩度トナー』は、コニカミノルタが持つ化学分野における要素研究開発と生産ノウハウを活かし、2008年に開発されました。従来の「デジタルトナーHD」から色材を見直し、これまでの4色CMYKトナーを使用した電子写真方式では再現しにくいsRGBに近い色領域を再現します。

「bizhub PRESS C70hc」は、新開発のプロファイルを搭載したコントローラーとの組合せにより『高彩度トナー』の持つ色材の性能を十分発揮し、高精彩なRGB出力を実現しつつ、従来機に比べCMYK色の再現性も大幅に向上させています。これにより、通常のCMYKベースの出力と、ダイレクトメールやパッケージなどの販促物の高彩度出力、プレゼンテーション資料などRGBデータを多用する企業内出力が、難しい設定変更をせずに一台で可能になります。

「bizhub PRESS C70hc」の本体性能は、ベースとなっているコニカミノルタのプロダクションプリント分野向け主力機種「bizhub PRESS C7000」の生産性、画像安定性、信頼性などの基本仕様をそのまま継承しています。毎分71枚(A4ヨコ)の高い生産性と出力解像度1200dpiの高画質出力を両立。また最大300g/m2の厚紙やコート紙の自動両面印刷対応、通紙サイズは郵便ハガキ100mm×148mm~最大330mm×487mmと優れた用紙対応力を持っています。後処理加工では、ステープル処理や折り出力、中とじ製本、くるみ製本などがインラインで出力可能なオプション機器もラインナップされております。

コニカミノルタは、「 Giving Shape to Ideas : 革新はあなたのために 」の想いを込め、これからもお客様視点を持った製品をご提供し、多様化するお客様のご要望と期待に応えてまいります。

主な特長

1.コニカミノルタ独自開発『高彩度トナー』採用

「bizhub PRESS C70hc」はコニカミノルタが独自に開発した「高彩度トナー」を採用しています。
この『高彩度トナー』は、色の材料や分子構造をコニカミノルタ独自の設計・製造ノウハウを用いて再設計されています。重合法トナーの特長である生産工程から使用時までの高い環境親和性は維持しながら、一般的なプロセスCMYKよりもモニターのRGBに近い色領域の再現が可能です。特にマゼンタからブルー、グリーン領域の色再現域が広がり、従来から採用されているCMYKトナーや4色プロセスインキを使用したオフセット印刷では出力が難しかった彩度の高い色を再現致します。また広色域インクを使用した際のオフセット印刷の様な厳密な印刷条件管理をする必要がなく、小ロット・多品種・短納期出力にも対応しながら“RGBデータの自然な仕上がり”を実現します。

2.新開発プロファイルによりRGBデータとCMYKデータのそれぞれの色再現性が向上

コニカミノルタ製コントローラーIC-601に『高彩度トナー』の色材性能を十分発揮するよう新開発されたプロファイルを搭載。RGBデータをくすみの少ないクリアな画像として再現するだけではなく、通常のCMYKデータの色再現も向上しています。出力作業時のカラーマネジメントも、オフセット印刷の様に熟練度の高い調整技術や特別な管理を必要とせず、通常のワークフローに沿って最適な画像出力を実現します。

3.高生産性と画像安定性の向上

出力解像度リアル1200dpiを実現しています。コントローラーIC-601と「bizhub PRESS C70hc」の双方とも、各色で1200dpi ×8bit でデータ処理を実行しますので、細部やハーフトーンの表現にすぐれ、文字品質も向上しています。印刷速度は毎分71枚(A4ヨコ)を達成しており、A3サイズでも毎分38枚の高生産性を実現しています。
使用可能紙は郵便ハガキ~330×487mmの用紙サイズと、最厚300g/m2までの用紙に対応し、最大印字領域も321×480mmまで確保しています。また表裏の印字精度はじめ堅牢性、オプション対応などの基本仕様はベースとなる「bizhub PRESS C7000」から踏襲しており、くるみ製本まで含めた様々な後処理加工にも対応可能です。さらにリアルタイム濃度センサーの採用により、連続出力における安定した色再現を維持します。

4.各種オプション機器による多彩なインライン処理を実現

その他のオプション機器として、本体の給紙トレイと合わせ最大7,500枚の給紙容量を可能にする「2段給紙ユニットPF-602」や、同じく最大4000枚給紙が可能な「大容量給紙トレイユニットLU-202」の給紙系をはじめ、後加工としてワンパスでインライン処理が可能な「くるみ製本機PB-503」や「中綴じ製本機SD-506 TypeB」、「平綴じフィニッシャーFS-521 TypeB」など、出力成果に対応した多彩なオプション機器をラインナップしております。

80g/m2紙の場合
「bizhub」はコニカミノルタビジネステクノロジーズ(株)の登録商標です。
その他のブランド名および製品名は各社の登録商標または商標です。
製品の仕様・外観・価格は都合により予告なしに変更する場合があります。
本紙掲載の価格には消費税は含まれておりませんので、ご購入の際は別途申し受けます。
本体価格には、消耗品類、その他関連商品は含まれていません。

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