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東京都環境確保条例「優良特定地球温暖化対策事業所」
「トップレベル事業所」に認定のお知らせ

2011年7月8日

コニカミノルタグループ(以下 コニカミノルタ)の主要拠点のひとつであるコニカミノルタ東京サイト日野(所在地:東京都日野市、以下 東京サイト日野)が、東京都環境確保条例にもとづく「優良特定地球温暖化対策事業所」の「トップレベル事業所」として東京都から認定を受けましたので、お知らせいたします。

優良特定地球温暖化対策事業所」は、「地球温暖化の対策の推進の程度が特に優れた事業所」として東京都が認定するもので、その程度に応じて、「トップレベル事業所」と「準トップレベル事業所」の2つのレベルに分けられます。認定を受けた事業所は、東京都環境確保条例にもとづく「大規模事業所に対する温室効果ガス排出総量削減義務」において、CO2排出量の削減義務率が緩和されます。

  • トップレベル事業所:削減義務率を2分の1に緩和
  • 準トップレベル事業所:削減義務率を4分の3に緩和

このたび、工場等を対象とした第二区分について「優良特定地球温暖化対策事業所」の認定が行われ、東京サイト日野は、東京都が求める評価項目(364項目)において、トップレベルの認定基準に適合し、「トップレベル事業所」として認定されました。

コニカミノルタでは、事業ごとに分社化した組織体制を持っており、東京サイト日野には、12社の事業会社と関連会社が在籍しています。各社の独立性を重視し、在籍会社ごとに省エネ推進体制を構築した上で、東京サイト日野全体をとりまとめ、一体となって省エネ活動を進める仕組みにより、着実に成果をあげています。

具体的な対応としては、生産プロセスの最適制御を導入することによるエネルギー効率の向上、高効率の熱源設備や照明器具の積極的な導入などを通じて、CO2排出量削減に取り組みました。

また、温暖化ガス排出量削減施策の運用管理に当たり、コニカミノルタでは、エンジニアリングの専門家を共通機能会社であるコニカミノルタビジネスエキスパート株式会社(本社:東京都八王子市、社長:穂垣 博文)に集約しており、この専門家集団が生産設備からエネルギー供給設備までの省エネ推進を横断的に行うことで高いレベルの管理を可能としています。例えば、熱源設備の中央監視システムや事業所内の全建物における電気使用量の「見える化」により、きめ細かな分析と運用改善を実施しています。

今回、東京サイト日野を含む3事業所が「トップレベル事業所」に認定されましたが、これは工場等を対象とした第二区分約300事業所の1%に当たります。

今後の予定として、コニカミノルタは、2011年度に東京サイト八王子(所在地:東京都八王子市)についても「優良特定地球温暖化対策事業所」の申請を検討しています。

これからも、コニカミノルタは、地球環境に配慮し、CO2排出量削減に向けた取り組みを積極的に推進してまいります。

コニカミノルタ東京サイト(日野)の概要

所在地 東京都日野市さくら町1
延床面積 174,524m2
竣工 1937年
主な事業活動 (1)医療用・印刷用・産業用写真感光材料の開発・設計・製造
(2)インクジェット用材料の開発・設計・製造
(3)画像入出力技術・情報処理技術等に関連する技術開発

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