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中国の生産現場に配慮した簡体字表示対応
分光測色計「CM-512m3A」新発売

2011年6月29日

コニカミノルタセンシング株式会社(本社:大阪府堺市、社長:唐﨑 敏彦 以下コニカミノルタ)は、 マルチアングルタイプの分光測色計「CM-512m3A」を、2011年8月に発売いたします。

【商品名】 分光測色計 「CM-512m3A」
【発売日】 2011年8月 (予定)

【主な特長】

  1. 中国語表示対応
  2. メタリック塗装に対応
  3. 曲面でも安定して測定

さまざまな産業分野、中でも製造業における品質管理において、計測装置による色彩管理はたいへん重要な要素となっています。コニカミノルタの測色計はその優れた信頼性・多機能性でプラスチック、繊維、塗装、薬品・化粧品分野など、色に対する測定・管理が要求される業界で幅広く活用されています。

今回発売する「CM-512m3A」は、1996年に発売しご好評頂いております分光測色計「CM-512m3」の後継機種で、中国の生産現場での使用を考慮し、中国語(簡体字)表示への切り替え機能を新しく搭載しました。
近年、中国の生産現場においても品質管理への注目がますます高まっており、その評価項目のひとつとして色に対する測定・管理も求められています。本機では、コニカミノルタのコンセプトである「誰でも、簡単に、間違いなく測定できる」操作性を目指し、中国語表示機能を搭載する事によって、中国のお客様にも快適に使える"ユーザビリティ"を向上させました。

「CM-512m3A」は、1回の測定で3角度(25°、45°、75°)から同時に測定できるマルチアングルタイプですので、角度ごとに違って見えるメタリック塗装などの色の変化をとらえることができます。主に自動車外装のメタリック・パール塗装の色管理のために広く用いられています。加えて、このシリーズの特長であるリング照明方式は、1角度ごとに環状18方向から光を当てることで測定器の向き(回転ズレ)の影響を極限まで抑えることが可能となり、自動車のボディーなどの曲面についても安定した測定ができ、高い精度を確保します。

また、本機は従来機種「CM-512m3」とのデータ互換性があるため、それまでに蓄積された測定データとの比較・管理が可能で、従来機と並行して使用する場合でも安心して更新できます。さらに、有害化学物質を排除する欧州の環境規制であるRoHS指令にも準拠した環境配慮型製品です。

本機に対応した別売りの色彩管理ソフトウェアCM-S100wもバージョン・アップされており、特にWindows7へのOS対応や7カ国語表示により、製造業をよりグローバルにサポートします。

コニカミノルタは、常にお客様にとって "essential" な存在であり続けるために、今後も確かなセンシング技術で、さまざまなニーズにお応えするソリューションを提供してまいります。

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