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コンパクトで高精度なデスクトップタイプの
分光測色計「CM-3600A / 3610A」新発売

2011年4月14日

コニカミノルタセンシング株式会社(本社:大阪府堺市、社長:唐﨑 敏彦 以下コニカミノルタ)は、デスクトップタイプの分光測色計「CM-3600A」(サイドポート型) と 「CM-3610A」(ボトムポート型)を、2011年5月に発売いたします。

【商品名】 分光測色計 「CM-3600A」(サイドポート型)/「CM-3610A」(ボトムポート型)
【発売日】 2011年5月 (予定)

「CM-3600A」(サイドポート型)/「CM-3610A」(ボトムポート型)

さまざまな産業分野、中でも製造業における品質管理において、計測装置による色彩管理はたいへん重要な要素となっています。コニカミノルタの測色計はその優れた信頼性・多機能性でプラスチック、繊維、塗装、薬品・化粧品分野など、色に対する測定・管理が要求される業界で幅広く活用されています。

今回発売する「CM-3600A/3610A」は、1998年に発売しご好評頂いております分光測色計「CM-3600d / 3610d」の後継機種で、従来機種との測定データの互換性を保ちながら操作性をさらに向上させています。

サンプルの測定位置確認用に明るいLEDランプを採用し、ファインダーからの視認性を格段にアップさせました。また、サイドポート型である「CM-3600A」のサンプルホルダーにダンパを付け、試料を傷つけにくくするなど、使いやすさのための工夫も加えています。PCとの通信は従来のRS232Cより高速なUSBを採用。さらに、有害化学物質を排除する欧州の環境規制であるRoHS指令にも準拠した環境配慮型製品です。

従来機種「CM-3600d / 3610d」とのデータ互換性があるため、それまでに蓄積された測定データの継続使用が可能で、CCM※1システムのセンサーとして使用する場合も安心して更新できます。CM-3600シリーズの特長である、SCI※2とSCE※3の同時測定、蛍光色の測定、反射色と透過色の両方を1台で測定できる機能を保っており、高い精度とコストパフォーマンスを確保しています。
なお、本製品の発売に合わせて色彩管理ソフトウェアCM-S100w※4のバージョン・アップも実施します。Windows7へのOS対応や7カ国語表示により、製造業をよりグローバルにサポートします。

コニカミノルタは、常にお客様にとって "essential" な存在であり続けるために、今後も確かなセンシング技術で、さまざまなニーズにお応えするソリューションを提供してまいります。

※1
Computer Color Matching コンピューターによって、調色の処方を算出する技術。
※2
Specular Component Included 正反射光を除去せずに色を測る方法。表面状態に関係なく素材そのものの色の評価ができる。
※3
Specular Component Excluded 正反射光を除去して色を測る方法。目視に近い色の評価ができる。
※4
PC上で分光測色計や色彩色差計を操作・制御するとともに、測定データについて多彩な表示ができるソフトウェア。
  • ここに記載の内容、仕様および外観は都合により予告なしに変更する場合があります。
  • ここに記載の会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

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