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コニカミノルタの国内5事業ユニットが
「グリーンファクトリー認定制度 レベル1」を達成
- 総合的な環境配慮工場を目指した活動を推進 -

2011年1月26日

コニカミノルタグループでは、主要な環境活動として「グリーンファクトリー認定制度」を実施するにあたり、工場を有して行う生産活動を23事業ユニット*1に分け、事業ユニットごとに達成すべき目標と活動計画を設定しています。このたび、国内における5事業ユニットが「グリーンファクトリー認定制度 レベル1」を達成いたしました。「レベル1」の条件は、2005年度を基準年として、生産高原単位でCO2排出量を12%、売上高原単位で外部排出量を30%および石油由来資源廃棄物量を30%削減するなどの高い目標値の達成だけでなく、実施のプロセスも約250項目のガイドラインに基づく評価をクリアした厳しいものです。

2011年1月、株式会社コニカミノルタサプライズ(本社:山梨県甲府市)、コニカミノルタエムジー株式会社 甲府サイト(山梨県甲府市)、およびコニカミノルタテクノプロダクト株式会社(本社:埼玉県狭山市)における3事業ユニットの合計 5事業ユニットがグループ初の「レベル1」を達成しました。

コニカミノルタサプライズは、デジタル複合機やレーザープリンターなどの情報機器製品用資材(重合法トナー、感光体、現像剤)の生産拠点です。「レベル1」達成にあたっては、設備の統合や効率的な制御などによりCO2排出量を27%、廃棄物の内部処理などにより外部排出量を40%削減しました。

コニカミノルタエムジー 甲府サイトは、医療用ドライフィルムの生産拠点です。「レベル1」達成にあたっては、各工程の省エネルギー施策などによりCO2排出量を20%、廃液の蒸留再生などにより外部排出量を44%削減しました。

コニカミノルタテクノプロダクトは、デジタル医用画像読み取りシステムの機器の組み立ておよび読み取りメディアの生産拠点です。「レベル1」達成にあたり、一例を挙げるならば、機器組み立て事業ユニットにおいては、ジャスト・イン・タイム生産方式の導入などにより、CO2排出量を43%削減しました。

また、これらの事業ユニットはそれぞれ、今後も「グリーンファクトリー認定制度 レベル2*2」達成に向けて継続的に維持可能な活動計画を進めてまいります。

コニカミノルタは、持続可能な地球・社会の実現に貢献し、グローバル企業としての責任を果たすために、2050年までに実現すべき姿を示した長期環境ビジョン「エコビジョン2050」を策定し、製品ライフサイクルにおけるCO2排出量を2050年までに2005年度比で80%削減を目指しています。さらに、「エコビジョン2050」の実現に向けたマイルストーンとして、2015年度をターゲットとする「中期環境計画2015」を策定し、その目標達成を支える取り組みとして、2009年度から「グリーンファクトリー認定制度」による活動を開始しました。

「グリーンファクトリー認定制度」は、「循環型社会への対応」「地球温暖化防止」「化学物質リスクの低減」について全社統一基準を定め、総合的な環境配慮工場を目指す活動です。2015年度のあるべき姿を基準とした「レベル2」と、そのマイルストーンとしての2011年度の姿「レベル1」を設定し、それぞれの年度までに全事業ユニットでの達成を目指します。

今回「レベル1」を達成した5事業ユニットは、2010年1月から活動を開始した全世界の23事業ユニットの中でも、他に先駆けて2010年度内の達成を実現しました。

グローバルに事業を展開するメーカーとしてコニカミノルタでは、今後もグループをあげて従業員一人ひとりが環境負荷の低減に取り組み、環境トップランナーを目指してまいります。

*1
所在地が異なっても同一の生産活動に携わる組織は、一つの事業ユニットとしています。また、一つの所在地に複数の事業ユニットが含まれることもあります。
*2
「グリーンファクトリー認定制度 レベル2」の条件は、2005年度を基準年として、生産高原単位でCO2排出量を20%、売上高原単位で外部排出量を50%および石油由来資源廃棄物量を50%削減することを目標としています。

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