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お客様の出力・文書環境の管理により、コスト削減と効率性向上を図るサービス
グローバル「Optimized Print Services」プログラムの提供を開始

2010年9月1日

Optimized Print Services(オプティマイズド プリント サービス)

コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木谷 彰男、以下コニカミノルタ)は、お客様の出力と文書管理の環境を最適化する「Optimized Print Services(オプティマイズド プリント サービス)」 (以下 OPS)の提供を全世界に拡大してまいります。


コニカミノルタはこれまで北米および欧州を中心にして地域毎にOPSの提供を行ってまいりましたが、高まりつつあるグローバル企業における資産管理、経営の透明性確保、コスト削減および業務標準化のニーズにお応えするために、これまで地域別にサービスを行ってきたOPSを、日本を含む世界全体で統一したサービス“グローバルOPSプログラム ”として提供していくことといたしました。
これにより世界中に拠点を持つ企業に対して一貫したサービスを提供し、企業全体としてのコスト削減及び業務の効率化に貢献することが可能となります。

昨年より、コニカミノルタではアジアパシフィック、北米、欧州の各拠点よりメンバーを招集し、グローバルOPSプログラムの検討を開始し、お客様から最も要求が多いサービスメニューを中心に、ツールやプロセスの統一を進めてまいりました。とりわけ、地理的な制約を受けることなく複合機とプリンターを集中管理する「Remote Management(リモート マネジメント)」や、プリントボリュームや出力機器の稼働データを測定し、オフィスの出力状況の見える化を行う「Centralized Monitoring(セントラライズド モニタリング)」などのいくつかの主要サービスを確立しました。

OPSでは、お客様のコスト削減と生産性向上につながる全体のソリューション設計を行う事を目的とし、業務プロセス面、セキュリティ面、費用面でのコンサルティングを行い、更にその提案内容の実現から運用・管理に至るまでのトータルなサービスを提供してまいります。

OPSのグローバル展開を進める事で、コニカミノルタは2012年度に3億USドルの年間売上を目指してまいります。

コニカミノルタでは、今後もオフィスの業務フローの最適化に貢献するソリューションやサービスの提供に努めてまいります。

業界最大規模のITアドバイザリ企業であるガートナー社のレポートによると、2009年におけるマネージド・プリント・サービス(MPS)市場は60億USドルに達していると推計されています。

【グローバルOPSプログラム】

コニカミノルタのグローバルOPSプログラムは“Consult(コンサルティング)”、“Implement(実行)”、“Manage(管理)”の三本柱で構成されます。複合機やプリンターといった出力機の最適設置だけに留まらず、それを効率的に浸透させるため、お客様に合わせた最適化設計と管理支援を行います。この手法により、日々の業務遂行においてリスクと障害をもたらすことなく、継続的なTCO削減を実現します。

【具体的メニュー】

1.OPS Consult

専門的なコンサルティング手法と強力な分析ツールを駆使し、お客様に合わせた個々のソリューション構築を行います。

  • Capture(把握):
    ソフトウェアを活用し、既存の出力機器の使用状況や出力量を正確に調査します。また、ユーザーインタビューを行い、特有の文書管理フロー、個別のご要望や必要とされるサービスレベルを確認します。
  • Analyze(分析):
    平均的な市場コストをベンチマークとしながら、正確にTCOを算出。お客様の文書管理フローや業務プロセスに合致した出力サービスにはどういったものが含まれるか詳細な分析を行います。
  • Optimize(最適化):
    最適フロアプランのビジュアル化と共に、それぞれの組織のニーズに合致する出力環境の設計を行います。

2.OPS Implement

OPSでは、単なる新しい出力ソリューションの導入にとどまらず、お客様の要求をベースにしながら導入状況を管理していきます。企業内の関係者やユーザーとの適切な係わり合いを持ちながら、専門的なプロジェクト管理を行います。

  • Project(計画):
    プロジェクトの開始から完了まで、専門的な人材を配置してプロセスの統制や管理を行います。
  • Change(変化):
    導入期間にあらかじめ合意された、全ての製品、ライセンス、消耗品をお届けします。そしてプロジェクトの規模に相応しい導入プランを展開します。
  • Information and training(告知と研修):
    ユーザーと管理者に詳細な説明書を提供し、その企業が内部で提案された運用方法を推進出来る様に、イベントの開催や資料提供を行います。さらに主要ユーザーとサポートスタッフ用の研修も実施します。

3.OPS Manage

新たな環境が導入された後に、実施されたサービスの使用状況や出力機器の状態を管理します。個々の要求に合わせ、既存のIT管理業務を補完するか、もしくは全て置き換えるかの選択が可能です。

  • Monitor(監視):
    機器の活用状態やアラート情報を確認し、ネットワークに接続されている全デバイスを継続監視します。
  • Improve(改善):
    より一層の改善と最適化のための定期的な管理報告、レビュー会議、状況調査を実施します。
  • Operate(運用):
    消耗品や部品の自動供給、遠隔管理やオンサイトでのサービス対応をプロアクティブに行います。

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