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コニカミノルタのベルギー販売会社
社屋への太陽光発電設備導入によりCO2削減に寄与

2010年3月30日

コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社( 本社:東京都千代田区 社長:木谷 彰男 以下コニカミノルタBT)傘下の欧州ベルギー王国における情報機器販売子会社であるKonica Minolta Business Solutions (Belgium) N.V./S.A. (コニカミノルタ ビジネスソリューションズ ベルギー 本社:Zaventem, Belgium 、社長: 槇本 正彦 以下コニカミノルタベルギー)は、社屋へ太陽光発電設備を導入いたしました。

EU各国では、環境に配慮した太陽光発電や風力発電の導入を積極的に展開しています。その中で、近年ベルギーでも政府による積極的な太陽光発電促進政策が採られ、約3万km2ほどの国土面積にもかかわらず、太陽光発電の総設備容量でEU域内5位、一人当たりでも4位と上位に位置しています。

コニカミノルタベルギーの所在するフランダース地域においても、地域政府機関がグリーン認証制度(GreenCertificate)を制定するなど、具体的な導入振興策を実施しており、この度 コニカミノルタベルギーも再生可能エネルギー源である太陽光によって発電を行う事業者として認証を受けました。これにより、休日に発電した電力を地域の電力会社へ売却することも可能になり、自然エネルギーの普及にも貢献いたします。

今回導入いたしました太陽光発電設備は、事務機器関係の企業の社屋ビルへの設置としてはベルギー国内で初めてとなります。

太陽光発電設備はコニカミノルタベルギーの社屋屋根全面に設置され、これによる年間発電量は115メガWh、CO2排出削減量は年間46トンになります。この発電量でオフィス内全体の25%の電力を賄うことができ、省エネ性能の高いデジタル複合機製品群を展示するショールームの運営には、全て太陽光によって発電された電力が充てられます。

コニカミノルタBTを始めとして、コニカミノルタグループでは地球環境保全を企業経営の根幹と位置づけ、環境負荷の低減に努めています。また環境問題が加速度的に深刻化しているなか、長期的視野で環境保全に取り組むことが不可欠と考えます。そこで2009年1月に持続可能な地球・社会の実現を目指した「エコビジョン2050」と、その実現に向けたマイルストーンである「中期環境計画2015」を策定しました。「エコビジョン2050」では、「製品ライフサイクルにおけるCO2排出量を2050年までに2005年度比で80%削減する」という目標を掲げています。

コニカミノルタBTは、開発・生産・販売などあらゆる事業活動での環境対応施策を実施し、環境負荷の更なる低減に努めてまいります。

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