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コニカミノルタ
ドイツ税関から在独日系メーカーとしては初のAEO認証を取得

2008年11月27日

コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木谷 彰男)の欧州販売会社であるKonica Minolta Business Solutions Europe GmbH(本社:Langenhagen, Germany、社長:岡村 秀樹 以下コニカミノルタ)は、ドイツ税関から在独日系メーカーとしては初のAEO認証を取得しましたのでお知らせいたします。

AEO(Authorized Economic Operators 認可事業者)認証は、一定の基準を満たす貿易関連事業者に対して通関手続きの優遇措置を与える認証制度で、2008年1月からEUで導入されました。
AEO認証の目的は、流通貨物に紛れて偽造品や非合法物資などが不正にEU域内に流入することを防ぐことであり、貿易関連事業者がこの認証を取得した場合、高いレベルのセキュリティを確保する見返りに、円滑な輸入通関などの利便性が提供される仕組みです。

コニカミノルタが今回ドイツ税関より受けましたAEO認証は、「AEO Customs simplification」と「AEO security and safety」両方を兼ねたタイプFと呼ばれる最高レベルのもので、関税手続きの簡素化とセキュリティ・安全性コントロールの優遇措置が受けられ、EU域内への通関手続きにおいて迅速な処理が保障されます。これによって貨物の港・空港到着からEU域内への輸入手続き、流通拠点への輸送が常に滞りなく実施される事で、お客様満足度の視点から益々重視される傾向にある製品・サービスの的確かつ迅速なご提供が安定的に実現可能となります。

今後はコニカミノルタの製品サプライチェーン全体のセキュリティを高めるため、関係する貿易関連事業の取引先にもAEO認証取得を促していきます。

コニカミノルタでは、本年7月より稼動しております欧州物流新拠点(ドイツ エメリッヒ市)や今回のAEO認証取得等、効率的かつ安定したサプライチェーンマネジメントに基づく物流体制を整備し、欧州市場での情報機器事業の展開をより一層強固なものにしてまいります。

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