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ドイツの環境保護マーク「ブルーエンジェルマーク」の
申請に対応した音響測定試験所の認定を取得

2008年11月7日

コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木谷 彰男、以下、コニカミノルタ)では、瑞穂サイトに音響試験棟を新設し、このたび米国のNIST*1より、ISO/IEC 17025*2の認定を取得しました。この認定を取得したことにより、ドイツの環境保護マーク「ブルーエンジェルマーク」の申請に必須とされている音響の測定ができる試験所として認定されました。

*1
NIST:National Institute of Standards and Technology(国立標準技術研究所)の略
*2
ISO/IEC 17025:試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項

今回新設した音響試験棟は、世界トップレベルの音響特性を備えており、またデジタル複合機やプリンタの様々な測定に対応するため、多点マイクロホン移動装置(トラバース)において世界初の最大19点同時位置決めおよび先端マイクロホンの角度調整が可能なシステムを採用しました。目的に応じて高精度に切り替え可能なトラバースを導入することにより、マイクロホンの設置位置の再現性も格段に向上し、より正確な測定が可能となりました。

コニカミノルタでは、自社開発したデジタル複合機やレーザプリンタにおける「ブルーエンジェルマーク」申請用データの測定は、従来ドイツの認定試験機関に測定を依頼していましたが、今回、試験所認定の取得により、申請に必要なデータを社内で公正かつ迅速に測定できるため、今後はブルーエンジェルマークの取得に要する期間が大幅に短縮できます。このような体制を確立することで、コニカミノルタとして、今後いっそう環境に対する配慮を加速させていきます。

「ブルーエンジェルマーク」は、ドイツにおいて世界に先駆けて環境問題の解決を図ると同時に、環境保全型商品の開発や販売を促進する目的で、1978年に導入されたマーク制度です。コニカミノルタでは、1992年1月に複写機分野において世界で初めて「ブルーエンジェルマーク」の認証を受けて以来、改定毎に基準をクリアし、積極的に認証を取得しています。また、「ブルーエンジェルマーク」の申請に必須とされている化学物質放散の測定が可能な試験所としての認定も、2006年11月に取得しました。

コニカミノルタは、環境経営を企業経営の最優先課題の一つとして掲げ、持続可能な社会づくりへの貢献をめざしています。メーカーとして、製品の開発の段階から厳密な測定データに基づき、徹底して環境負荷の低減を追及し、お客様から信頼される製品・サービス・ソリューションをご提供できるよう努力してまいります。

瑞穂サイト 音響試験棟内部
瑞穂サイト 音響試験棟内部

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