ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日現在の情報です。お客様がご覧いただいた時点で、情報が変更(生産・販売が終了している場合や、価格、仕様など)されている可能性がありますのであらかじめご了承下さい。電話でのお問い合わせはこちらをご覧下さい。

ネットワークプリンタ機能標準搭載の高微細・高速A3デジタル印刷機
「コニカミノルタ CD362PV」新発売

2006年1月12日

  コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社(社長:太田 義勝、以下コニカミノルタ)は、高精細・高画質とハイコストパフォーマンスを実現し、ネットワークプリンタ機能を標準搭載した高速A3デジタル印刷機「コニカミノルタ CD362PV」を発売致します。

本体標準価格(搬入設置料)‹税別› 1,590,000円(30,000円)
発売時期 2006年2月15日発売予定
標準価格には原稿カバー、専用テーブル、専用排紙台等を含んでおりません。

  デジタル印刷機も他のオフィス用出力機器と同様に、プリンタ・コントローラの装備率が近年急速に上がっています。その理由は言うまでもなく、“パソコン用の出力機”つまり高速のプリンタとしての利用機会が増していることが挙げられています。

「コニカミノルタ CD362PV」は、2002年の発売以来ご好評を頂いている「CD361」のプリンタ・コントローラ内蔵タイプで、ネットワークプリンタ機能を標準搭載し、同一ネットワーク上のパソコンで作成したデータを毎分135枚(B4サイズ以下)の高速で出力可能です。

また昨年2月に発売した「CD345PV」と同様、孔版印刷機のプロセスに“3層マスター”を採用することにより、写真やハーフトーンの再現性やベタの均一性が向上しました。加えて“新排紙台”装備により大量プリント後も、用紙が揃って排紙される為、効率よく高速・高画質で出力することが可能となりました。

  コニカミノルタは、今後もデジタル印刷機のパソコンとの親和性を高めるとともに、「CDシリーズ」をとおして、お客様のドキュメントワークに快適さと満足をご提供してまいります。

ページトップへ戻る

主なセールスポイント

  • ネットワークプリンタ機能標準搭載による高効率出力

  • 600dpi で且つ3層マスターの採用による高画質出力と低ランニングコストの追求

  • 「オート・プレスコントロール機能」により常に一定の鮮明画像を実現

  • 排出されたプリント物が綺麗に揃う「新排紙機能」を採用し作業能率を大幅にアップ

  • 省エネモードに加え電源オフ機能を追加し環境親和性を向上

主な特長

1.  使いやすさを追求した“大型液晶タッチパネル”を採用

漢字・ひらがなのグラフィック表示を採用した対話方式LCD操作パネルを採用し、LCD画面に表示されるボタンを選んでタッチしていただけるだけの簡単操作を実現しています。また、万一のペーパージャム発生時にもジャム箇所がわかりやすいLED表示を操作パネル中央上部に配置するなど使いやすさを徹底追及しました。

2.  ネットワークプリンタ機能標準搭載による高効率出力

「CD362PV」は、イーサーネット(100BASE-TX/10BASE-T)標準対応のプリンタコントローラを本体に内蔵することで、ネットワーク上のWindowsパソコンで作成した原稿をダイレクトに、最速毎分135枚(B4サイズ以下まで)の高速出力が可能となりました。
また、ネットワーク環境での使用を更に効率化するため、「一般ユーザー用」・「管理者用」それぞれにネットワークユーティリティソフトを標準添付しました。「一般ユーザー用」では、「CD362PV」のステイタス確認やエラー情報表示、「管理者用」ではネットワーク上のデジタル印刷機のネットワーク設定等一元管理が可能です。

3.  “3層マスター”採用による高画質出力

微細なスポンジ状の樹脂層を新たに設けた“3層構造”のマスターを採用。インクをより均一に用紙に塗布できるため、写真やハーフトーンの粒状性・階調性とともに“ベタ”部分の均一性がアップし、原稿の画像再現性が向上しました。

説明図:3層マスター

4.  インク消費量・マスターコストの低減による、ランニングコストの更なる低減

微細な樹脂層を設けた新開発マスターの採用により、インク消費量が従来と比較して15%低減しました。また、マスター1枚の単価を約3円(42.00円⇒36.50円)安価にすることにより、ランニングコストの削減を実現しました。
更に、マスター自身の耐刷性能も従来比で4倍の4,000枚にアップ。大量印刷時にもマスター交換の頻度が減ることで、ランニングコストの低減に貢献します。

5.  「オート・プレスコントロール機能」採用により一定画像

温度や印刷速度に応じて印刷時のプレス圧を自動調整する「オート・プレスコントロール機能」を搭載。1枚目からきれいな画像が得られ、試し刷りに使う用紙の無駄も低減できます。また大量印刷時にも画像の濃度ムラが抑えられるため、裏写りや裏抜けを低減することができます。

6.  「リトライ給紙機能」の採用による、給紙信頼性の向上

万一の給紙ミスの際も再度給紙をおこなう「リトライ給紙機能」を搭載。再生紙・更紙などコシの弱い紙を給紙した場合や大量印刷の場合にも、給紙信頼性を向上させました。

7.  2色部分カラー印刷が可能な「メーキャップ機能」を標準搭載

囲み線を使ってエリア指定をすることで、エリア内もしくはエリア外の画像消去が簡単に出来ます。ドラム交換をすれば、1枚の原稿で「2色部分カラー印刷」が出来、指定エリア内の写真を網掛け処理することも可能です。
またエリア内を白黒反転したり、ベタ原稿を特定の地紋パターンにする事も出来ます。

8.  ジョブセパレーターを標準装備

ジョブセパレーターが標準装備されており“仕分け作業”がパネル上のボタン操作一つで実行出来ます。テープ・マーカーなどのオプションは不要です。

9.  重送検知ユニット標準装備

印刷したものに白紙が混じらない基本構造になっています。印刷関係その他プロ用としては大切な要素です。両面印刷の場合でも一々チェックする必要はありません。

10.  多彩なオプションであらゆるプリント業務に対応可能です。

(オプション)

  1. 排紙台2種
    リーズナブルな価格の“排紙台タイプ2”に加え、用紙サイズに合わせて排紙ガイドを自動的にセットする“折りたたみ排紙台AT-30”もあります。
  2. 無線LANに対応可能
    ワイヤレスインターフェイスボードタイプ1を使用することにより無線LANに対応、機器の追加や移設が容易に可能になりました。
  3. PSモジュールタイプ2がオプション化
    DTP分野で標準のAdobe Postscript3に対応Mac OSにも対応可能です。
  4. 拡張HDDタイプ1
    最大20GBの容量のうち16GBは文書蓄積機能に使用できます。 定型文書その他よく使う文書は本体HDDに記憶蓄積させることによりよりスムーズな文書管理が可能です。
  5. 現在、主流であるUSB接続を標準にし、パラレル接続(拡張1284ボード使用)をオプション化。
  6. 原稿バックライト
    位置合わせのデリケートな原稿を使用の時、コンタクトガラスの下部の“バックライト”で原稿を浮き上がらせそれとテンプレートのガイドラインをフィットさせる事により、より正確な位置合わせが可能です。紙に対しての原稿自体のまがりも調整できます。

ページトップへ戻る

主な仕様

製版・印刷方式 全自動デジタル製版、ステンシル印刷
使用原稿 シート原稿、BOOK原稿(10kg以下)
原稿サイズ 最大300mm×432mm(規格A3サイズ)
用紙サイズ 最大325mm×447mm、最小70mm×148mm
印刷面積 最大290mm×412mm(A3)
給紙容量 1,000枚[64g/m2(四六判55kg相当)上質紙]
印刷倍率 等倍
縮小4段(93%、87%、82%、71%)、拡大3段(115%、122%、141%)
ズーム50~200%・縦横独立変倍50~200%(1%単位)・縦横独立寸法変倍50~200%(1mm単位)
解像度 600dpi(読込み:主走査600×副走査600dpi、書込み:主走査600×副走査600dpi)
画像モード 文字、文字/写真、写真、鉛筆、淡色
製版濃度 標準、うすく、ややこく、こく
製版時間 19秒(A4 縦等倍)
印刷速度 60~135枚/分(6段可変・B4サイズまでは135枚可能)
印刷位置調整 左右:電動 15mm、前後:電動±10mm・0.25mm単位
インク供給方式 全自動(1,000ml)
マスター給・排版 全自動方式、給版容量(1ロール200版)、排版容量A3マスター100版
カラー印刷方式 ドラム交換方式
標準機能 メモリー/クラス機能・シークレットモード・省インクモード・省エネモード・プログラムモード・リトライ給紙機能・スキップ給紙モード・連続モード・原稿自動消去モード・初期設定・タッチパネルLCD・集約(2面・4面)・リピート(2・4・8・16面・カスタムリピート)・画像回転・印字機能・メモリー原稿機能・合成機能(メモリー原稿合成・フォーマット合成・画像合成)・メイキャップ機能・重送検知機能・ジョブセパレーター・電源オフ機能
プリンタ機能 対応プロトコル:TCP/IP、NetBEUI、IPX/SPX 対応OS:Windows® 95/98/Me、Windows® NT4.0/2000/XP/ Windows®サーバー2003
(Mac OSの時はオプションでPSモジュールタイプ1装着要す)
インターフェイス:USB(2.0)、標準Ethernet(100BASE-TX/10BASE-T)
(オプションで無線LAN・双方向パラレルIEEE1284装着要す)
ページ技術言語:RPCS(Ricoh Printing Command Stream)
RAM 128MB
電源 AC100V、50/60Hz、5.3A以上
消費電力 約450W(省エネモード時13.8W)
大きさ 使用時:1,420mm(W)×705mm(D)×1,020mm(H)*(テーブルT-3に乗せた形です)
収納時:750mm(W)×705mm(D)×1,020mm(H)*(テーブルT-3に乗せた形です)
テーブルのみ:610mm(W) X600mm(D) X450mm(H)
質量 本体104.5kg テーブル 16kg
オプションの原稿カバータイプ1装着時です。
WindowsおよびWindows NTは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標、または商標です。
その他記載の会社名・製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。

ページトップへ戻る