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酸化トリウム含有のガラス片の発見について

2005年6月24日

  コニカミノルタホールディングス株式会社の子会社であるコニカミノルタビジネスエキスパート株式会社(本社:東京都八王子市、社長:大浦 三治)では、平成17年2月24日の文部科学省の「放射線管理状況に際しての放射性同位元素等に関する点検及び報告依頼について」を受け、該当エリアの点検を行い問題のないことを確認いたしました。その後、対象範囲を広げ、6月よりコニカミノルタ伊丹サイト全域の総点検を実施した結果、酸化トリウム含有のガラス片が保管されていることを発見し、直ちに文部科学省に報告するとともに、管理体制の徹底を致しました。

  同サイトでは、1975年にそれまで使用していた酸化トリウムを廃止し、在庫されていた酸化トリウム含有のガラス片を、行政当局の指導の下、敷地内に地下コンクリート倉(厚さ20cmのコンクリートに厚さ20cmの鉛ガラスを内張り)を設置し埋設しております。今回発見されたガラス片は、その際、埋設されずに残存されたものと推定されます。

  6月23日に文部科学省による調査が行われ、埋設エリアの一部表土から微量の放射線が測定されましたので、汚染除去の処置を開始し、6月末までに完了させることと致しました。
地域の皆様、従業員への安全性に関する問題はないと考えておりますが、ご心配、お騒がせすることを心よりお詫び申し上げます。

  今後、行政当局のご指導の下、同サイトにおける一層の管理体制の徹底を図るとともに、コニカミノルタグループの全てのサイトにおいて、改めて、総点検を実施、管理の徹底をおこなってまいります。

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