コニカミノルタについて
使用済み製品の再資源化については、「中期環境計画2015」において、「各地域における使用済み製品の再資源化体制を構築し、再資源化率90%以上を目指す」と掲げ、情報機器および消耗品を対象に施策を進めています。
2010年度は、世界の各地域における再資源化体制の調査を実施するとともに、重点取り組みとして再生型複合機の商品化を行いました。2011年度は、再資源化体制の整備を進めるとともに、再生型複合機のさらなる展開を進めていく計画です。
| テーマ | 2010年度目標 | 2010年度実績 | 達成度 |
|---|---|---|---|
| 循環型社会への対応 | 製品リサイクル:再資源化体制の現状確認と計画策定 | 再生型複合機の発売開始 再資源化体制の調査の実施 |
○ |
● 推定回収率 =73.6%
● 再資源化率=98.7%(重量比)
ビジネステクノロジーズは、国内で使用済みの複合機を、全国の販売会社、またはJBMIA※の交換センターを通じて回収しています。回収された複合機の解体・分別は、全国7カ所の協力会社に委託しています。
関東・東北地区の委託先であるオーエム通商(株)様では、機械破砕ではなく手作業で解体することで、リサイクル率の高い処理を実現しています。本体解体後の部品は、金属やプラスチックなど約20種類に分別されます。再利用可能な部品は洗浄、検査を行ってリユースし、その他は原料として再利用可能な素材、燃料として、それぞれを処理できる業者に送られリサイクルされます。
また、ビジネステクノロジーズのグループ会社である豊橋精密工業(株)でも、使用済みトナーカートリッジから現像ローラーや搬送ばねを選別、清掃、検査したうえで、グループ会社に輸送し、新製品に組み込んでいます。

オーエム通商(株)での作業の様子

豊橋精密工業(株)での作業の様子

ビジネステクノロジーズの再生型複合機は、回収した使用済み製品を分解し、必要な部品交換や清掃、調整を行うことで、新製品と同等の品質基準をクリアした製品です。
2010年12月に発売した再生型複合機「bizhub 750RM/600RM」は、毎分75枚/60枚(A4ヨコ)のモノクロ複合機「bizhub 750/600」を再生したものです。質量比で85%以上の再生部品を使用することで、製品ライフサイクルを通じたCO2排出量を「bizhub 750RM」は約41%、「bizhub 600RM」は約58%削減しています。

Clean Planet Programサイト(欧州)
コニカミノルタでは、レーザープリンターの使用済みトナーカートリッジの無償返却リサイクル制度を、欧州18カ国、日本で展開しています。また、米国では、同様のシステムを、複合機の使用済みトナーボトルにも対象を拡大して運用しています。米国と欧州では、この制度を「Clean Planet Program」と名づけています。
コニカミノルタは、世界各国の法規制や市場の状況に合わせて、使用済み製品の回収・リサイクルのシステムを地域ごとに構築しています。
日本では、「産業廃棄物の広域的処理に係る特例制度(広域認定制度)」に基づき、国内において販売した複写機・複合機、プリンターを回収する認可を環境省から受けています。
回収にあたっては「使用済みレーザープリンター・複写機回収プログラム」を運用し、法人のお客様にて使用済みとなったプリンターや複写機を有償で回収・再資源化しています。なお、一般廃棄物に該当する個人のお客様の使用済み機器は、プログラムの対象外となります。
海外でも、各国の市場の状況に合わせて活動を進めており、欧州では、電子・電気機器の廃棄に関するEU指令(WEEE)に準拠した対応を実施しています。